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こはく全快!!
念願の柱稽古に大参加!!
☀️「やぁやぁ!久しいね!」
「キミまた上弦と戦ったんだって?五体満足とは運の強い子だね!」
「ここでなまった体を存分に叩 き起してね!」
🌸「頑張るわ、!!」
十日程で次の柱の所へ行く許可が下りる
ー 奏汰邸 ー
🐟「そうですよ〜、」
「こはく、さっきより『はやく』なっていますよ。」
「『きんにく』の『しかん』と『きんちょう』の『きりかえ』をなめらかにするんです。」
「…そうですよ〜。そうしたら、『たいりょく』も『ながく』もつので、」
「……『あしこし』の『うごき』も『れんどう』しててばっちりです。」
「つぎの『はしら』のところにいっていいですよ。こはく。」
🌸「へっ、もうええんか!?」
🐟「いいですよ、」
🌸「五日しか経ってへんで?!」
🐟「こはくはいったことがちゃんとできているので…♪」
🌸「はぁ、、?」
『じゃ…じゃあ俺たちも…』
『もう二週間いるので… 』
🐟「なにをいっているんですか?あなたたちはだめですよ。」
「『すぶり』がおわったのなら、『うちこみだい』が『こわれる』まで『うちこみげいこ』したらどうですか?」
ー 鳴上邸 ー
💄「こはくちゃん、久しぶりねェ!」
「おいでませ、我が家へ…!♪」
🌸「ご無沙汰しとるわ、!元気そうで良かったわ、」
💄「こはくちゃんもねェ!」
🌸「…養蜂しとるんか?蜂蜜のええ香りがするわ。」
💄「あっ、わかっちゃったかしら?そうなのよォ!!巣蜜をねェ、パンに乗っけて食べると超絶おいしいのよ〜!!」
「バターもたっぷり塗ってね、!三時には紅茶も淹れて…パンケーキ作るからお楽しみにねェ!」
🌸「(ばたー…?こうちゃ、?ぱんけぇき?)」
鳴上流の訓練では全員、鳴上自作の服を身にまとい、音楽に合わせて踊ることもしばしば。
柔軟は地獄。殆ど力技によるほぐしだったらしいで。
ー 斎宮邸 ー
🥐「桜河こはく。僕はキミを待っていたのだよ。」
🌸「よろしくお願いするわ…」
🥐「口を閉じたまえ。さもなくば殺す。」
🌸「はぁっ!?」
🥐「…柱全員から話は聞いている。随分と楽しく稽古をついてもらったようだね。」
「僕は他の柱のように甘くはないからね。」
🌸「(…初っ端からとてつもなく、嫌われとるな、)」
🥐「キミにはこの、障害物を避けつつ、太刀を振るってもらう予定なのだよ。」
🌸「(……処刑場か、ここは。)」
「この…括られとる人らは何か罪を犯したんか?」
🥐「…まぁそうだね。」
「弱い罪、覚えない罪、手間を取らせる罪、イラつかせる罪…という所だね。」
🌸「(もうえらいこっちゃやな…)」
世にも恐ろしい訓練開始。
使うのが木刀だとしても、当たれば大怪我。
この可哀想な隊士たちの間を縫って宗はんの攻撃が来る。
これは本当にやばいやつや。
だってこの人の太刀筋、異様な曲がり方するんやもん。
🌸「ぅぁ、”“…」
🥐「のろいね。」
持っとるのは同じ木刀なんに、どうしてこんな曲がるんや。
狭い隙間でもぬるりと入ってくる攻撃、まさに蛇のようや。
それに加えて、やっぱこの…隙間を狙おうとした時の仲間の心の声!
『(頼む!!頼む!頼む!!頼む!!頼む!!頼むうううう!!)』
頼む当てないでくれ!!
これがほんまに聞こえてきて、精神を抉ってくる。
今までにない緊張感で手がブルブル震えてまう。
これは相当、正確な太刀筋で刀を振れへんと大惨事や。
やけど、四日経つと__
今までにあらへん、正確な太刀筋で打ち込めるようになってきた。
宗はんの攻撃を避けて、わしの方からも攻撃できる。
攻撃が当たり、宗はんの羽織の裾を切った時、訓練終了と言われる。
🥐「じゃあね。さっさと死んでくれば良いのだよ。ゴミカス。」
最後まで嫌われとって、悲しかった。
🌸「ありがとうな、」