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俺クロ大ファン
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#奇跡の再会
桜の花びらがひらひらと舞い散る春。たくさんの人達の笑い声が聞こえる季節。ユウマ、ハカ、ミレイ、オッキーは大きな桜の木の下でお花見をしていた。
ハカ:わぁっ、桜すっごい綺麗。(目をキラキラさせる)
ユウマ:ははっ、そうだな。
オッキー:ユウマ~、せっかくお弁当も作ったんだし皆で食べよ~。(レジャーシートを敷いてお弁当を出す)
ミレイ:やったー。じゃあお姉ちゃんタコさんウインナーもーらいっと。
ユウマ:姉貴、頼むから一人で全部食べないでくれよ…
ミレイ:ん?ユウマ何か言った~?
ユウマ:ナンデモアリマセン…
オッキー:じゃあ俺はミートボール~。
ユウマ:ハカ、弁当食べないのか?
ハカ:…(少し悲しそうな顔をして桜の木を見つめ続けていた)
ユウマ:おい、ハカ。(ハカの肩を軽く叩く)
ハカ:っ…あ、ユウマ、どうしたの?(肩をビクッとさせると慌ててユウマのほうを見る)
ユウマ:ハカ大丈夫か?今日何かぼーっとしてるぞ。
ハカ:だ、大丈夫だよ。
ユウマ:ちょっと失礼。(自分の額をハカの額にあてる)
ハカ:ひゃぇ⁉ユ、ユウマ⁉(顔を真っ赤にする)
ユウマ:よし、熱はないっと。
オッキー:あはっ、やっぱりユウハカはイチャイチャしているときが一番いいね~。
ユウハカ:お前は空気読め!・オッキーは空気読んで!(顔を真っ赤にして同時に叫ぶ)
オッキー:メンゴメンゴ~。
ミレイ:確かに今日のハカちゃん少し変だよね。なんか上の空っていうかぼーっとしている感じよね。何か悩みでもあるの?
ハカ:ミレイさん…それがっ…(一瞬言葉を詰まらせると小さな声でぽつりと呟いた)桜愛ちゃんのことを…思い出しちゃって…
ミレイ:ハカちゃん…
ユウマ:ハカ…
オッキー:…
“桜愛”
その名前を聞いた瞬間表情が暗くなる4人。桜愛という名の少女と初めて出会い、失ってから既に一年が経っていた。精霊の精霊であり、まだ14歳にもかかわらず残酷で重すぎる宿命を背負っていた桜愛。精霊界の言い伝えよりもはるかに強力な精霊力をもって生まれたことでシャドウ達に狙われ続けていた。リンネとエアによって故郷を破壊され、家族も、他の仲間たちも殺された。そして最後は桜愛自身もリンネによって殺された。
ハカ:私…何も出来なかった…ただ目の前で桜愛ちゃんが…体温を無くしていくのを見ていることしか出来なかった…(涙が溢れ出し、言葉一つ一つに後悔と無力さが混じる)
ミレイ:ハカちゃんのせいじゃないよ。全部リンネとかエアとかシャドウ達のせいなんだから。(明るい口調で話しているが声が少し震えている)
ユウマ:ハカ、姉貴の言う通りだ。あれはハカだけのせいじゃない。自分を責めるな。
オッキー:きっといつか桜愛にまた会える日が来るって信じようよ~。
ハカ:うん、そうだね。(そういって涙を拭くと桜の木を眺めた)
(夕方、黒神心霊相談所に戻る途中)
ミレイ:今日は楽しかった~。お姉ちゃん、また鬼ごっこした~い。
オッキー:あはっ、だね~。
ハカ:な、なんでミレイさんとオッキーはそんなに平気なんですか…
ユウマ:さ、さすがに体力おかしすぎません…?俺…もう足動かないんですけど…
↑(二人揃って疲労困憊)
(数時間前)
ミレイ:じゃあ、私とオッキーが逃げでユウマとハカちゃんは鬼ね。そうそう、異能力は使用おkで★
オッキー:俺本気で逃げるから~。
ユウマ・ハカ:(内心)あ、これもう無理だ… (←もう既に半分諦めている)
ミレイ:じゃあいっくよ~★よーいスタート!
オッキー:頑張って捕まえてね~。
(一瞬で二人が見えなくなる)
ユウマ:はやっ!
ハカ:何ぼーっと突っ立ってるのよボケナス!早く行くわよ!
ユウマ:ったく、俺はオッキーを追いかけるからハカは姉貴をおいかけてくれ。
ハカ:分かった。爆空!(足から霊気を出してものスゴイスピードでミレイを追いかけに行く)
ユウマ:異能力 百式の壱 囮影牢!(囮影牢を使ってオッキー達を追いかける)
(30分後)
ユウマ:はぁ…はぁ…オッキー…速すぎんだろ…
ハカ:はぁ…はぁ…も、もう限界…です…
ミレイ:ユウマとハカちゃん疲れちゃったか~。
オッキー:俺全然本気出してないんだけど~。
ユウハカ:(内心)これが本気じゃないのはやばすぎる…
ミレイ:ユウマ、ハカちゃん、今日って依頼あったっけ?
ハカ:え、今日は無いはずですけど。
ミレイ:ほら、あそこ見て。(ミレイが指差すところを見てみると黒神心霊相談所の入り口の前に一人の少女が立っていた)
ユウマ:何か依頼したことがあるのか?
オッキー:ユウマ~、あの後ろ姿さ、どっかで見たことない~?
ユウマ:どっかで見たことあるって言われても…っ…!(何かを察する)
ハカ:ねえ、ミレイさん、ユウマ、オッキーあの姿…まさか…
ミレイ:ねえ、君さ黒神心霊相談所に何か用があるの?
?:依頼って今出来ますか?
ミレイ:っ…!(少女を近くで見て一瞬驚くがすぐに笑顔に戻す)出来るよ。じゃあ、事務所に案内するね。
(相談所に連れて行き、明るくなった部屋で少女の顔がはっきり見えると4人の顔に確信が宿る)
ユウマ:もしかして桜愛か?
ハカ:桜愛ちゃん…だよね?
ミレイ:そうだよね…本物だよね…?
オッキー:桜愛…なのか…?
コメント
3件
ああ、もう…冒頭の桜の下のほのぼのから、ハカちゃんが桜愛ちゃんを思い出して泣くシーンで一気に切なくなったわ。精霊で14歳って重すぎるよ…。でも終盤、相談所の前に立ってる少女の後ろ姿!まさか本人…?って鳥肌立った!続きが気になりすぎる🔥