コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
二次創作です。
BL、儚よりです。(?)
とある月の綺麗な日。
彼は今日も寝ていなかった
「はぁ…」
彼は不眠病だった。
寝ようと思っても寝れない。
そんな日々が続いていたある日。
いつも通りに
「…散歩にでも行こ…。」
…といい散歩へ出掛けた。
いつもの道を歩いていると、人が珍しくいました。
その人はひらひらと美しい蝶の用に水面の上で踊っているように見えました。
顔は面で見えなく、神々しくみえました。
「…綺麗」
「…ナニ?」
「うぉっ!?」
「ミセモノジャナインダケド?」
「あ…すいません。」
「ねぇ名前って…」
「ミドリイロ…好キナヨウニ。デ?」
「え?あぁ!らっ……だぁ…です★」
「少し思ったんだけどなんで踊ってるの?」
「ンァ?ワカンナイノ?今日ハ神ガオリテクル日ナンダヨ? 」
意味が分からないような表情をしている青い彼。
「ハァ…。ダカラ俺ハ生贄ダッテコト。」
「嘘ぉ!?」
「ウルッサ。」
「見てていい?」
「ハァ?」
「駄目ですねはいすいません」
「イイケド静カニシテテヨネ…」
(あ…いいんだ。)
ヒュゥゥウウウ
(今日は風が強いなぁ。)
「…」
しゃんッしゃんッ
「鈴…?」
美しい星空が水面に映り込んでいる。
だからか彼が浮いているようにも見える。
お面でちゃんとは見えないが水が顔付近から滴っている。泣いているのだろうか。
「…」
音楽は流れてないはずだが流されているようにも感じる。
美しく、どこか儚い。
幻覚を疑うような舞で彼は見るので夢中になってました。
「……凄…………。」
そんな美しい舞を数十分続けていた。
青い彼は終わるまで見続けていた。
「ドウダッタ…?」
「凄く綺麗だった…なんか…蝶みたいで、儚くて幻覚見ているみたいで…」
「…ンーソウ…俺実ハ後少シデ死ヌンダヨネ…。」
「え………ッ!?」
「ソンナオドロク?」
「というかそんな大事なこと俺に言っていいのか…?」
「ンー…俺…神様ノ元ヘイカナイトシナイトイケナイラシイ。」
「で…なんで俺に……。」
青い彼は謎で謎で仕方なかった。
「俺…ハジメテ…綺麗ッテイワレタカラ…。」
少し頬を染め照れくさそうに踊り子は言った。
「!」
「ナニ?」
「…え………」
「ダケドオレ…早クコノ世カライナクナレバミンナニ迷惑カケナイシ…。」
「いやッ!他人に言われてはぁ?ってなるともうけど!!俺みどりの踊り見てほんと元気付いたし、幸せな気持ちになったから!迷惑じゃないと思うけど!!?」
踊り子の彼はその言葉を聞いてキョトンとした表情になった。
「…フフッ…アリガトウ…?笑」
「!」
(顔あつ…ッというか可愛いくね?)
「みどりってあれ?彼女とか彼氏っていんの?」
「ンー…強制ナラ…?デモ俺アンマリ好キジャナイカナ…。」
「へぇ…じゃあさ!俺と友達になって!!」
「イイヨ…?」
「うぐッッ!!!?」 (尊)
「ダイジョーブ…?」
「大丈夫………ッ……じゃあまたね」
青い彼が微笑み手を振った。
「…ア…ウン………アノ人ッテナンダッタンダロ………///」
少し照れくさくなり両袖に顔を埋めた。
青い彼が帰宅した頃にはもう日が登って来てました。
「もう朝か……。」
あんなにも普段なら遅く感じた闇で包まれた夜でさえあんなに華やかで美しく全員が見とれてしまうような踊りだけで、こんなにも夜が明けてしまうのが嫌なのか。
「…働きに行こっとッ!」
彼はベッドに座り込んだ
「はぁ〜…疲れたぁ…今日は寝れそう~。」
「…でも1回あそこ行ってみよ…ッと!」
「今日居ないかな……。 」
「お!?」
シャリンッシャンシャンッ
今日も鈴の音が聞こえた。
「………」
今日も美しい舞を踊っている踊り子がいた。昨日の彼みたいだ。
「…みどり。」
「!」
「ラダオクン!」
「今日も見ていい?」
「マァイイヨ」
「よっしゃっ!!」
「…………」
今日は昨日とは違い昨日は少し悲しげな雰囲気だったのに対象、今日は喜びや幸福感を感じられるような舞だった。
「…やっぱ綺麗だな………。」
儚いく彩りがある。美しい花のようで。
でもやっぱり夜が明けるのは早かった。
日が登って来た。
「ハァ…ッハァ…ッラダオ…ックン…ッ!」
息を切らしながら踊り子は青い彼の名を呼んだ。
「凄い今日も綺麗だった…今日はなんか華やかででも淡くて、花のような感じだった…ッ!」
「フフン…!ソウデショ?今日ハネ俺ガツクッタ舞ダッタノ!」
「凄いですやん」
「…少し疑問に思ったんだけど、みどりって夜以外なにやってんの?」
「ンー?マァ…許嫁ノ相手トカ?」
「へ、へぇ~…」
(うわ…突っ込んだら
いけないとこに突っ込んだ…)
「デモ……俺…ラダオクント話シタリスルホウガ好キ……」
「え…?可愛い」
「ウェ!?!?!?何言ッテンノ!?!?!?//////」
「え?可愛いって…」
「ハズカシイカラヤメテ!!」
「えー?あまって!?もう帰らないと!?!?」
「…待ッテ…俺アノ人嫌イナノ……。」
「…………みどり…?大丈夫。俺がいつでも話聞いてあげるからね。そうだ今日仕事行ってきたら、今度から多分ずっと話せると思うわ!!だから…ね?」
「…………」
「じゃあまた!!!」
「ウンマタネ。」
上「はぁ!?お前仕事やめるぅ!?」
「退職届出したと思うのですが…」
上「お前金はどうすんだよ!!退職金はあげねぇぞ!?」
「法律で決められているので。俺には他に宛が沢山あります。では明日に退職金を貰いに行きますので。」
上「はぁ………。もういいよ。好きにしろ。」
「ありがとうございます。」
「みどり居ないかなぁ~?あ!みどりだ!
って…あの人は?」
彼はあの踊り子をいつも探す。
MOB「おい!?お前!!!?」
「……ハイ。」
MOB「なんで逃げんだよ!!!!?」
「…………イヤダッタノデ。」
MOB「お前の旦那になんてことをいうんだよ!!!?」
「…シラナイ。トイウカモウ旦那ジャナイデスヨ。」
(旦那……?)
MOB「はぁ!!!?」
パーンッッ!!!
誰かが、みどりに平手打ちをした。
その瞬間みどりは倒れ込んだ。
「………ッ」
「あのォ〜?何をされているんですかね?」
「エ…ラダオクン……?」
MOB「はぁ!?」
「さっきこの子に平手打ちしているように見えたのですが……。」
MOB「お前にかんけぇねぇよ!!!」
「通報しますよ?」
MOB「…………チッ!!!」
「みどり大丈夫…?」
「ウン大丈夫。アリガト。」
「あ!そうそうみどり今日はいっぱい話せるよ!!!」
「…ソノコトナンダケド俺今日深夜神様ヘノ元ヘイカナイトダメナノ。」
「……何処へ?」
「アソコノ湖ト山ガアル所。」
「…そっか。」
「ウンイママデアリガトウソシテサヨウナラモウ会ウ事ハナイト思ウ。」
「みどり…みどりに旦那さんがいることは分かってたんだけど、俺。みどりの事好きだった。」
「みどりがいつも見せてくれる舞がいつも大好きだった。みどりを初めて見た時蝶のようで、儚くて美しかった。俺みどりのことちゃんと見てたからね。 」
「…俺…モ好キダッタ。ダケド俺……。ドウスレバイイカワカンナクテ…ッ」
みどりの瞳が悲しそうなどこか希望を見失ったような瞳をしていた。
そして、彼の目からは涙が零れていた。
「え!?あ…ッみどり…?大丈夫…?」
「モット普通ノ子ミタイニナッテタラナァ…ッ」
彼はその場にしゃがんでしまった。
「みどり………みどりはどうしたいの?」
「俺ハ生キタカッタ…ッ好キナ人トカ友達トカト一緒ニイキタカッタノ…ッ俺…好キナ舞モ…ッ好キナゲームモ…ッ」
「みどり…もし友人が1人減る代わりに、
幸せで好きな舞やゲーム他の色んな人と出会える人生を送れるならそうしたい? 」
「俺……デモ誰ヲ失ウカデアレダケド来世デハ俺幸セナ人生ニナリタイ。」
「そっか……。」
「モウイカナキャ…ジャアネ。」
「…うん…またね」
あの美しい踊り子が行ってしまった。
「………最後にちゃんと言っとけば良かった………。」
「……ごめんみどり。俺が先に死んじゃうかも。」
「次は来世で会えるかな?」
(まぁ独り言なんだけどね。)
「さぁ来世では何があるんだろ〜ね。
君らにも大事な物いや幸せが来ますように。」
青い彼は湖の中へ身を投げ出した。
そして水しぶきが月の光が反射して山の神社が見えていた。
あっちでも踊りながら人が堕ちた。
あの2人はどうなったのだろうか。
いや。あの二人の現世での幸せは死ぬことだったのかもしれない。
あの夜空のように青い彼と、
それを見つめる花と蝶みたいに。
彼らが夜空が反射している湖に2人の赤黒い液体と遺体が湖に浮かび上がっている。
2人はほんとう幸せだったのだろうか。
どもーようなしでーす。
宗教多いなわいの作品。
ちょい不満点が多いけど許してね★
ではさいならー