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全話見たんですけど最高すぎました!こうゆう太宰さんのお話私の性癖に刺さります♡ 次のストーリーも応援しています!
最高でした! 本当に太宰さんが考えてそうなことばかりで太宰さんが書いてるのでは!?と思ってしまいましたw 連載お疲れ様でした!
最高です最高で最高です……ッッッ! 太宰さんが日常的にこういう気持ちに浸っていたり、考えていると思うとグッときますッ! 次のストーリーも楽しみにしてますね!応援してます!
ゆあです。
3話目ですね、!どういう終わり方をするのか自分でも全く想像できないのですが、まぁ、流れで、、ね、
とりあえず3話目も見てくださると嬉しいです!
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《太宰視点》
太宰「…じゃあ準備してくるね」
敦「はい!待ってますね!!」
ガチャ
太宰「…」
嗚呼、駄目だ。眩し(マブシ)すぎる。敦君があまりに眩しくて、明るくて、私なんかと一緒にいたら彼の光まで黒く染めてしまうのではないかと酷く不安になる。
つくづく思う。自分は酷い人間だと。
勿論(モチロン)理由はある。其れは、私は先刻(サッキ)の敦くんとの会話で、彼のことを、あんなに光に満ちた人のことを、口だけで物理的な解決手段を見出せない半端な偽善者だと思ってしまったのだから。
何故こうも私の心は汚れているのだろうか。 判る(ワカル)はずのない問いが頭に浮かぶ。
織田作、私はしっかり善い人間をやれているだろうか…私はまた、シュッパイしてしまったのだろうか、、
考えても答えの出ない問いを永遠と脳内で繰り返しているうちに服も着替え終わり出社する準備が整った。
しっかりしなくては、織田作に言われたことを実行しなくては、そうでないと、織田作に合わせる顔がなくなってしまう───── 。
太宰(よし、)
ガチャ
太宰「敦くん!終わったよ〜〜待っていてくれて有難う。それでは行こうか。本当は行きなくないのだけどねーーー」
敦(あっ、いつもの太宰さんだ、、)
敦「はいはい!早く行かなきゃ国木田さんに叱られますよ!!」
太宰「はーーーーーい」
太宰「あのさ、敦くん。」
敦「なんですか?」
太宰「先刻、私が君に言ってしまったこと、他の人には言わないでおいて貰えないかな、」
私がそう言うと、彼は優しく微笑んで(ホホエンデ)こう言った。
敦「僕はなんにも聞いていませんよ。」
と。
嗚呼、温かい。彼を見ているだけで、彼と話しているだけで、温もりに包まれている様な安心感を感じられる。
だが、それと同時により一層自分への嫌悪感も強くなったような気がした。
勝手に自分が救ったような気になっていた孤児の少年に、今は私が救われている。
これでは織田作の『孤児を守る』という思想に反するのではないだろうか、、、
否、これ以上考えるのはよそう。こんなことばかり考えていたら社のみんなの前での道化が崩れてしまいそうだから。
敦「、、、さん」
敦「、、いさんっ!!」
敦「太宰さんっ!!」
太宰「あ、あぁ、なんだい?」
敦「否、先刻から声をかけても返事がなかったので…」
太宰「それは御免(ゴメン)よ、少し考え事をしていてね。 」
敦「そうでしたか。すみません、考え事を遮ってしまって、、 」
太宰「良いのだよ。少し厭な事を考えてしまっていたから。呼び戻してくれて有難う。」
そう言って私は微笑んだ。私の心の内を悟られぬように、温かく、温かく、微笑んだ。
つもりだった。
敦「そうでしたか、!なら、お役に立てて良かったです!」
そう言った彼の笑みは私なんかと違って底無しに明るく、温かかった。
彼と比べてしまったら、私が作った精一杯の表情なんて微笑むのうちにも入らないだろう。
そんな 彼の笑みに、再度、強く実感させられた。 私と彼では住む世界が、見えている世界が、全く違うものなのだ と。
探偵社に入り、数々の任務をこなして功績を築き上げていくなかで、もう私はこちら側の人間になれたのだと、そう思っていた。織田作の望んだ救う側の人間に。
でも実際は全く違った。どうやら人間という生物は行動や考え方を変えようと本質は変わらないらしい。
現に私は面倒臭い依頼人が来るともういっそ殺してしまった方が早いのでは無いかと考えてしまう。
否、人間という生物を私の実体験だけで本質は変われないと解釈するのは可笑しいかもしれない。
そう思考をめぐらせるうちに脳内でこんなに哲学について語る人間はそう居ないだろうなと思い、笑いが込み上げた。
敦「太宰さん?何か面白いことでもあったんですか??」
顔に出ていたか…楽しい面白いといった明るい感情が思わず顔に出る、という初めての経験をあっさり体験してしまったことににまた笑いが込み上げた。
太宰「否、何でもないよ。今日も自殺日和の善い日だなぁと思っただけさ。」
敦「太宰さん其れは通行人の方々の耳に入ったらみなさん驚いてしまうので言わない方が良いかと、、、ってもう注目集めちゃってるし!?」
太宰「嗚呼、愛し姫君よ。貴方と同じように美しく輝いているこの川で私と心中なんてどうでしょう」
敦「もう!太宰さん!!!!!」
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えっ、これで終わりって感じに落ち着きました、、まさかこれが最後になるとは…
印象に残る終わり方ではなかったかもしれませんが「いつもの日常」という終わり方も私は好きなのでおっけーにしてください((((((
個人的にもっと太宰さんを苦しめたいという心残りがあるのですがこの心残りは次作るストーリーとかで書けたらなと思います!
余談ですが今回は書くのが楽しくてちょっと長くなってしまいました!笑
いいねやコメントをしてくれた皆様本当にありがとうございます!!すごくモチベになりました!!
見てくれた方もありがとうございます!!
今後も私が作るストーリーを見てくださると嬉しいです!!
それではまた新しいストーリーで!!