『うーん…どこなんだ一体』
『それにうちの見た目なんも言われない』
私は生まれつき変な耳がある
狐?みたいな感じだな
「君…困ってるのかい?」『!?』
『ええと…私?』「そうだよ! 」
『えっと困ってます』
「そうかい…なら…」
〝私が助けてあげよう〟
『え、?』「怖がることは何もない」
「ただ私に魂を捧げればいいんだよ」
何?こいつ…急に魂よこせって
新手の不審者かな
…妖怪か?いやいやまさか…妖怪が見えることなんてないでしょ…霊は見えるけど
「さぁ早く!」『あーもううるさい な!考え事してんのよ!邪魔すんな!』
テンパりすぎて妖怪みたいなやつに怒りを向けた
バチッ
え?今電気が…
『…まぐれだよね』「いいから来い」
『ッ!いや!離せ!』
暴れる
でもお構い無しに私を連れていこうとする。冷ややかな目で見てくる
やめて、触らないで、離して、怖い…怖いよ…ッ!
『やめて!!』
バチバチッ
「うわぁ!?」
『!?』「化け物ー!!」
嘘…待ってよ…じゃあ…私がこの世界に来たのも…さっき急に電気が出たのも…私のこの変な耳も…全部…
『私が化け物だから…?』
「君…こんな所で何してるの?」『!』
聞いたことの無い声
…誰だろう
鬼太郎だったらやだな…私退治されちゃうのかな
「ここら辺は妖怪が出るって噂なんだよ?早く帰りな?」『え?』
鬼太郎がいる
え?鬼太郎ってこんなに左の髪の毛跳ねてたっけ?…鬼太郎って6期の鬼太郎しか見てないからよくわからんが…
『大丈夫です…お気になさらず』
「早く戻った方がいいよ!」
『… 』
戻る…
どこに?戻るところなんてどこにもないし
私今の世界で戸籍ないよね
珠菜って名前の人いないよね
私ってなんなの?自分の体から電気が出るし、…私って妖怪?
主人公の見た目ちょっと変える
頭に狐の耳で
腰ら辺に9個のしっぽで!
コメント
4件
天才百点満点おめでとう(((o(*゚▽゚*)o)))
おぉー!主人公ちゃんがバチバチ放ってたのか!!面白いやん!ノベルも楽しい!笑続き楽しみに待ってるねん☆