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この世界では、極たまに「超能力」を持っている人がいるらしい。超能力を持って生まれたからってなにかをするわけでもなく、使わずに暮らす人もいる。はたまた世界を守るヒーローとして。または、悪役として。そんなアニメのようなことをしていることもある。「超能力を持って生まれるなんていいな〜」って思う?残念。実はそう良いことではないんだ。
だって、超能力を持って生まれてきた人は
良くも悪くも、________________
パタンッ
赤「‥誰がこんなの信じるの?」
赤「能力なんて妄想の世界の話でしょ」
赤「あぁ〜‥つまんな‥」
赤「お父さんが買ってくる本ってこうゆう妄想系が多いんだよな〜‥」
赤side
夜ご飯を食べ終わった俺は、お父さんが出張でお土産として買ってきた、古臭い海外の本を読んでいた。ほこりを被っていて、「なんでこんな本買ってきたんだよ‥」なんて思いながら読んだら案の定、現実では信じられないようなことが書いてある。古すぎて、所々文字が霞んでいて読みにくいし、なんなら最後の文が書いてあるところはちぎれていて読めなかった。
ファンタジー小説によく出てくる、怪物の説明みたいなのが書いてある本。最初は面白かったけど、最後のページの「超能力」のページで一気にその気持ちは冷めてしまった。いや、別に能力とかは好きだよ?異能力のお話はよく読むし。
でもさ、現実にいるなんて‥ね?ありえないじゃん。しかも、このページで特に怖いのは、少しリアルなとこ。書かれている文が少なくて、手書きで急いで書いた感じ。しかもこのページだけ黄ばんでるんだよ‥。怖くない?
だからと言って、死ぬわけじゃないんだけどね‥‥
赤「‥って、やば!!明日の用意全然してない!!」
赤「この本が気になって読みすぎた〜!!」
赤「明日から、夢の高校生なのに〜!!」
そう!俺は明日から、私立苺ヶ丘高校の一年生なのです!この高校、倍率がめっちゃ高くて、入るの苦労したんだから!だから絶対に俺は、青春をここで掴み取るんだ!!こんな本に怖がってる場合じゃない!!
赤「明日遅刻は絶対ダメだから早く寝よ!」
赤「アラームかけて‥よしっ!」
明日の用意が終わり、アラームの確認をする。遅刻常習犯だった俺は、高校からは遅刻を無くそうと思い、すぐさまベットに潜り込んだ。
赤「楽しみだな〜‥♪」
主「はいっ!とりあえず1話です!」
主「とりあえずは莉犬くん目線で行きます」
主「次からは高校生活の始まりです!」
主「能力を信じていない莉犬くん」
主「自分も超能力者なんですけどね‥」
主「おつbota〜」