続きはVIPプランで読みましょう
10,000以上のストーリーが読み放題
VIP限定ストーリーが読める
広告表示なし
いつでもキャンセル可能。
続きはVIPプランで読みましょう
10,000以上のストーリーが読み放題
VIP限定ストーリーが読める
広告表示なし
いつでもキャンセル可能。
──時は昼間に遡る。
母君の形見である短剣を、預かってほしい。
そんなジークフリート殿下からの頼みを了承したものの、ここである問題が生じた。
この短剣をどう持ち歩くか、だ。
「エプロンのポケットでは確実にバレますね」
「心配いらん。そこのクローゼットにダガー用のレッグホルスターが入っている」
「……それを、使え……ということでしょうか」
「ベルトを調節すればお前も使えるだろう」
断じてサイズの問題ではない。
短剣同様、そのホルスターも殿下の私物には違いないのだ。
……という苦言を呈したいのはやまやまだが、代案も思い浮かばない。
「では……お借りいたします」
恐縮しつつ、クローゼットの教えられた場所からホルスターを取り出した。
太ももに装着するタイプの、武器を仕舞える収納ケースだ。
短剣も鞘付き****************
******
*******************
********************
*******************
**********************
****************
**************
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!