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──時は昼間に遡る。
母君の形見である短剣を、預かってほしい。
そんなジークフリート殿下からの頼みを了承したものの、ここである問題が生じた。
この短剣をどう持ち歩くか、だ。
「エプロンのポケットでは確実にバレますね」
「心配いらん。そこのクローゼットにダガー用のレッグホルスターが入っている」
「……それを、使え……ということでしょうか」
「ベルトを調節すればお前も使えるだろう」
断じてサイズの問題ではない。
短剣同様、そのホルスターも殿下の私物には違いないのだ。
……という苦言を呈したいのはやまやまだが、代案も思い浮かばない。
「では……お借りいたします」
恐縮しつつ、クローゼットの教えられた場所からホルスターを取り出した。
太ももに装着するタイプの、武器を仕舞える収納ケースだ。
短剣も鞘付き*********
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コメント
1件
すごく面白くて毎回続きが気になります!これからも頑張ってください!