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#日本愛され
くろた
25
メイス🖤🫧🪽
601
こんにちは、くろたです。有言実行ということで学パロやっていきます。当たり前に日本愛されです。
一話完結型でやっていけたらと思います。
多分他の方が書いている学パロとはだいぶ系統が違うと思います。
政治的意図なし。
八時を少し過ぎた頃。冷めきらない眠気を引っ提げて、教室の扉を開ける。
「おはようございます」
「Good morning! Japan!」
教室に一歩足を踏み入れた途端、身体に衝撃が走った。
「……っ」
勢いよく抱きついてきた人物…アメリカさんを見上げる。
「アメリカさん……毎朝元気ですね」
正直、こうも毎朝勢いよく抱きつかれると困るのだけれど。
彼は一度、自分の体格の良さを自覚した方がいい。
「朝からお前に会えてんだから、当たり前だろ」
うわ、笑顔が眩しい。学校に来ているのだから、朝から会うのが普通なのだけれど……。
まあ、そんなことは置いておこう。
ぎゅうぎゅうと抱きついてくるアメリカさんを適当にあしらい、自分の席へ向かう。
「日本〜!Ciao〜!」
「おはよう、日本」
前の席にいるイタリアさんが、僕の机に頬杖をつく。
その隣から、ドイツさんもこちらへ寄ってきた。
「おはようございます、イタリアさん。ドイツさんも」
「眠そうだな。大丈夫か?」
ドイツさんが、僕の顔を覗き込む。
……驚いた。まさか、気づかれていたとは。
「昨日ちょっと夜更かししちゃいまして。まあ、少し眠いくらいなので大丈夫ですよ」
「そうか。あまり生活リズムを崩すなよ。身体に毒だ」
「ありがとうございます」
「なんで気付けんの……ドイツ……。日本のこと見過ぎなんね……」
なぜかイタリアさんが引いている。その視線は完全に、不審者を見るそれだった。
その背後から、ひょこりとロシアさんが顔を出す。
「日本、これ」
すっと差し出されたペットボトル。
「確か好きだって言ってただろ。コンビニでたまたま見つけたから、やるよ」
確かに、僕の好きなものだった。けれど、それを言ったのはだいぶ前だ。
しかも、話の流れで軽く口にした程度。
それを覚えているとは……。すごいな、ロシアさん。気遣いの鬼か。
だから、皆から信頼されているのだろうな……。
「……すまん。余計なお世話だったか?」
黙り込んでいる僕を見て、ロシアさんが少し焦ったように言った。
「っいえ!嬉しいです。ありがとうございます」
慌てて受け取る。すると、ロシアさんの頬がふっと緩んだ。
「ん……良かった」
…ロシアさんが笑うの、珍しいな。僕まで少し嬉しくなった。
…のだけれど。
ふと横を見る。
僕のすぐ隣で、ドイツさんがロシアさんを睨みつけていた。
そしてロシアさんもロシアさんでどこか煽るような目でドイツさんを見下ろしている。
さっきまでの平和な空気はどこへ行った。というか、この二人、そんなに仲が悪かったっけ……?
「日本さん」
「あ、イギリスさん」
いつの間にか、イギリスさんが僕の隣に立っていた。
「寝不足と聞きましたが、大丈夫ですか?」
聞こえていたのか。そこまで大きな声で話していたわけではなかったはずなのだけれど。
「大丈夫ですよ……」
「え、何? ブリカス、盗み聞きしてたの?」
僕の声に被せるように、よく通るテノールボイスが響く。
見ると、イギリスさんとは反対側にフランスさんが立っていた。
「フランスさん……」
「おはよう、日本君。今日も美しいね」
歯の浮くような台詞とともに、僕の手を取る。
そのまま、まるで舞台劇の一幕と見紛うほど優雅な仕草で、手の甲へ口づけを落とした。
一連の仕草すべてが様になっているから、すごい。
「フラカス、距離感を弁えてください……」
「これが僕と日本君の距離感なの。わかる? ああ、自分はこんなことできないもんね。かわいそ」
「私は日本さんの意思を尊重しているだけですよ。貴方と違って」
流れるように勃発する、イギリスさんとフランスさんの喧嘩。もはや日常茶飯事だ。
喧嘩すること自体は別に気にしない。ただ…僕を挟まないでほしい。
「お二人とも、落ち着いて……」
「……ああ、ごめんね」
フランスさんがこちらへ向き直る。
そして、僕の顔を覗き込んだ。
「……日本君、少し顔色悪いね。やっぱり寝不足が響いてるんじゃない?」
顔色が悪いのは、おそらくあなた方のせいです。とは、口が裂けても言えなかった。
「保健室で休んできてはどうでしょうか……。抜けた分の授業のノートは、後で貸しますよ」
「いや、僕が貸すよ。僕の方が席近いし」
「座席の近さは関係ないでしょう」
「いや、本当に大丈夫ですから!」
また始まりそうな喧嘩を遮るように、声を張る。
その瞬間ホームルームの始まりを告げるチャイムが鳴った。
それを合図にしたように、教室中からガタガタと椅子を引く音が響き始める。
「皆さん席に着いてくださーい」
教師の声に、それぞれが渋々と自分の席へ戻っていく。
自分の席に戻って、僕は小さく息を吐いた。
……なんか、朝から疲れたな。
学パロ感があまりないのは何故…。
好評だったら続けますね。
それでは、さよなら
コメント
2件
失礼します。今回も神ですね。長文を送りつけるので最後まで読まなくていいです。 まずはアメさんですね。此処は「君に会えるから元気がでる。」と解釈しました。 もうにほさん太陽ですね。かわいいです。そしてにほさんの一番最初の「おはよう」を取っているのも萌えます。 そして次のイタリア&ドイツさん。こちら二人占めですね。 ドイツさんは内心渋々イタリアさんと居るのかな、、と思うと最高です。 次のロシアさん。昔の話まで覚えてるのが最高です。しかもにほさんの好きな飲み物!! そしてドイツさんとの「睨み合い」。最高にかわいいです。お互いに譲らん!!がでているのが最高なんですね、、。 そしてそしてフランス&イギリス。 二人とも盗み聞きから始まり。お互いに「カス」呼び。同じ人を狙っている、、。 もう最高です。ライバル感が伝わりました。 長文失礼しました。此処まで読んでいただけたのならもう発狂します。 好評なので続けてください。失礼しました。
くろたさん、第1話読んだよ〜!🌸✨ 「日本愛され」って名前に偽りなし!朝からアメリカさんに抱きつかれて、イタリアさんとドイツさんに話しかけられて、ロシアさんに差し入れもらって、イギリスさんとフランスさんが喧嘩しながらも気にかけてくれる…日本の存在がクラスの中心すぎる😭💕 特にロシアさんの「好きだって言ってたろ」って差し入れシーン、めっちゃエモかった…!しかも笑顔まで見せちゃうとか反則でしょ!?あとドイツさんとロシアさんの睨み合い、なにあの空気…続きが気になる〜! 「学パロ感がない」って言ってるけど、むしろキャラの個性がしっかり出ててすごく良かったよ!続き待ってます📖✨