おはようございます。
最近やっとシャインマスカットの美味しさが分かってきたきい。です!
今回は前回の続きを書いていきます。
注意事項
地雷さんや苦手な方はそっと閉じてください
この作品はご本人様と何一つ関係ありません
コメントをする際には批判ではなくアドバイスをしてください。
それでは楽しんでいってください!
ローレンさん視点。
今日はゲーム配信をする。
メンバーはせめよんだ。俺達はリスナーに人気があるらしく事あるごとにせめよん、せめよんと騒がれている。いや騒がしいのはこっちか。そんなことを考えていると次々とメンバーが集まり始める。
「あっ!ローレンじゃん♪」
最初に入ってきたのは葛葉だ。今日なんかテンション高いな。なんだよ、ローレンじゃん♪ってマジかわにもほどがある。
『おぉ〜くっさん早いの珍しいな。』
「はぁ!なんだよいつも遅いみたいな」
『いや遅いだろ。』
《いやずは遅いよぉー》
『はい!湊マ?』
『なんでいんの?!』
《いや俺実はせめよん担当ホストなんでね》
「何言ってんだよwふわっちww」
葛葉めっちゃ笑ってんな。俺置いてきぼりかよ。まぁそうか笑いのツボがお互いだって言うほど仲良いんだから。毎回、新衣装お披露目に呼ばれるくらい好かれてるんだから。 俺よりも。
【イブラヒムで〜す。】
【ローレン固まってるけどどうした笑】
『いやちょっとたそがれてたわ笑』
【何?まさかのそっち系か…】
『あの引くなよ!』
心配かけたけどまぁいいだろ。口が避けても言えないし嫉妬してたなんて。俺にはそんな資格ねぇのにな。一度ネガティブなったらきりが無いけどゲーム自体は楽しくてすぐいつもの調子に戻れた。おし!やるぞかぁ。
葛葉さん視点。
今日はせめよんで配信がある。
つまり!ローレンとゲームや話が出来るといこと。楽しみで今日は朝早くに起きた。
ガキかよと自分でも思うけど楽しみなものは楽しみだ。割り切ろう。ふと画面をみるともうローレンはいるみたいだ。二人きりなのが嬉しくてつい声が彈んでしまう。けど気づかれてはないはず、多分。でもすぐにふわっちが入ってきて二人きりでの会話はほぼ出来なかった。ふわっちには悪いけど残念だ。俺がふわっちと話している間にいつの間にかイブラヒムがいてローレンと楽しそうに話していた。ずるい。
ふわっちが嫌なわけじゃないしイブラヒムが苦手なわけでもない。でも俺は二人よりちょっとローレンが特別なんだ。だからずるい。
モヤモヤする気持ちを抑えて配信が始めた。
ローレンさん視点。
なんだろう、さっきからくっさんのキレが悪い。アイテムやトラップに引っかかりまくしどこか上の空だ。具合が悪いのだろうか?もしかして朝、テンションが高かったのは熱があるから?ないとは言いきれない。くっさんは無理するから。隠しとうそうとするから。
『くっさん大丈夫?具合悪い?』
なるべく優しく諭すように声をかける。
少しでも言いやすいように、安心されるように。
「ん?平気だよ。今日スランプ気味なだけ」
『ほんとに?やばくなったら言えよ。』
「大丈夫だって、心配しすぎ笑」
そうか、まぁ思い過ごしか。
とは言え一応様子を見ていたがその後は別におかしなこともなくいつも通りだった。湊やイブラヒムをいじるし煽るし元気そうだ。
良かったのか笑?
葛葉さん視点。
まずい。すごくまずい。配信が始まっているのにも関わらず全く集中が出来ない。ローレンとふわっちが仲良いことは知ってるのにモヤモヤしてしまう。だからといってイブラヒムとローレンが話していてもいい気がしない。わがまますぎる。流石に。俺女々しすぎたろ。集中しなければ切り替えなければと焦れば焦るほどミスが増える。やばい。コメントも心配の声がちらほら出てきた。どうするんだよ俺!!
『くっさん大丈夫?具合悪い?』
その声で一気に落ち着いた気がする。
低くてでも優しい声。
今まで焦りと嫉妬で狂っていた思考がクリアになっていく。大丈夫だと答えて画面に向き直ったときにはもうすっかりいつも通りの調子に戻り配信を順調に進めた。
配信を終えた俺は
「今日は心配してくれてありがとう」
「嬉しかった」
の2文を消しては書いて消しては書いてを繰り返していた。
ローレンさん視点。
配信を終えた俺はかれこれ10分間迷っている。
『お疲れ様、疲れてんならゆっくり休めよ 』
を送ってもいいのだろうか。しつこいと思われるか?
葛葉さん&ローレンさん
いや!腹くくれよ俺!
よしっ!「送信しました。」
別に他意はない。決して
はい!
今回は以上です!
ここまで読んでくれてありがとうございます
嫉妬とか色々悩むのは片思いの特権ですよね
以上きい。でした(*‘ω‘ *)
コメント
1件
自信作です!