コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
しばらく歩いていると、赤い光が漏れているのが見えた
「うっわ、ケチャップ色じゃねぇか、
しかもなんか血あるし、」
私は光のある方へ歩みを進めた
すると
「 ! あなた すべき 引き返す !」
「うおっ?!えちょ、ふぁ?!」
黒髪の怪異がそう叫び、私の服を掴んできた
「、おうおうこりゃあ、ケチャップ野郎のお出ましかぁ?」
私は薙刀を鞘から抜き
「 ? あなた 楽しい ? 」
「あぁ楽しいさ、訳わかんねぇ場所に誘拐してきた変態ロリコンケチャップ野郎をぶちのめせるんだからなぁ?」
私がそう言った瞬間、ケチャップ野郎が現れた
「おいコラケチャップ野郎!ここで会ったが100年目!!斬り捨て御免!」
私は黒髪の怪異を床へ下ろし、地面を蹴って
ケチャップ野郎へ薙刀を振り翳した
しかし、
「ふぁっ?!」
ケチャップ野郎はそのまま姿を消し、私が地面へ着地した瞬間、背後に現れた
「 あなた ようやく 会えた
あなた 名前 教える ? 」
「ケッ、ナンパなら他を当たれや!」
私はもう一度薙刀を振うと、薙刀はケチャップ野郎をすり抜けた
「 あなた 好き 愛してる
私 したい あなた 閉じ込める
そしたら あなた 永遠 私の」
「こっわ!?典型的なヤンデレ症状じゃねぇか!」
私がそう言った瞬間、ケチャップは強引に私ね指と絡め、私はそのまま 薙刀を落としてしまった
「ッ!!」
ケチャップは私の指や手を調べるように触っていった
「あなた 小さい 手 指
全部 愛しい 可愛い
あなた 愛してる ずっと」
「 だから 」
その時、私の視界が後ろから伸びた手で覆われた
「 彼女 触る ダメ
彼女 あなたの 違う
あなた すべき 去る ! 」
「 、、、 」
そう聞こえた瞬間、ケチャップの手の感覚が消え、残されたのは私と黒髪の怪異だけだった
「き、消えた、」
私がそう呟くと、黒髪の怪異が私の服を引いた
「 怪我 ない ? 」
「おん? ” 大丈夫 ありがとう 私 助ける” 」
「 良かった !
彼 危険 !
あなた 1 ダメ!あなた 弱い! 」
「めっちゃドストレートに言うやん、」
まぁでも、コイツなりに心配してくれたんかね
私は黒髪の怪異と視線を合わせ
「 ” あなた 私 一緒 行く ” 」
「 ! 私 嬉しい ! あなた 一緒 ずっと ! 」
その後、私は黒髪の怪異を小脇に抱え
探索を開始した
_______________________
愛しい彼女、私の運命の相手に出会えた
彼女はいつも、私に贈り物をくれた
沢山の人間を、彼女はそれを悲しそうに運んでいた
私はそんな彼女を見て、触れたいと思った
彼女に触れて、撫でて、愛でて
ドロドロな私の愛情を受け止めてもらいたい
純粋な彼女を私の赤で汚してしまいたい
だが、彼女の周りにはアイツがいる
いつも彼女に抱っこされて、彼女の手に触れて、
あの時今すぐにでもアイツを殺して
彼女を連れ去ってしまいたかった
だが彼女の前でアイツと殺り合うのは少々
分が悪い
彼女を連れ去る事は出来なかったが、彼女の見た事のない表情は見れた事だ
今回は見逃してやろう
しかし、次こそは必ず手に入れる
___________________
彼女はいつも私を見てくれた
だから彼女が私を見てくれる限り、彼女が私に接してくれる限り
私は永遠に彼女と一緒にいる
彼女を他の怪異から彼女を守ろう
彼女は誰にも渡さない、彼女は私と一緒にいる
だから、
「? ” あなた 問題 ある ? ” 」
「 問題 ない ! 」
あなたが私を愛してくれるなら、
私はそれ以上の愛をあなたに捧げよう
________________