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5組目。「花水さまどうぞ。」「どうもハナミズでございます。実は母の事でまいりました。今年七十歳になりますが、主人の母親で、舅が昨年亡くなりまして分かったんですが、正妻では無かったんです。」「それはそれは…」「相続も満足に出来ませんでしたし、私達としては又幸せになって欲しいと思っております。高齢者の茶飲み友達でなんとか良い男性をご紹介お願いしたいと。」「御主人様は宜しいんですか?」「ええ、私も子供が結婚していますし、母親はボケていないので、まだまだ若作りです。」「そうですか。ではハナミズさまには改めてご連絡させて頂きます。」
５組が終わったところで昼食になった。全員が昼食中に、黒木夫人は今日のデータを亜漕に渡し、金隠氏が結婚希望者の檀家を抽出し、更に希望を絞った。午後の部で全員に速くも紹介可能な仕組みで有る。
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