テラーノベル
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山) ただい…え?
塩) んふ。びっくりしたやろ。
仕事から帰宅後、 いないはずの恋人がいた。
なんで…
俺は引き寄せられるように 恋人の横に座る。
耳を触ってみたり、
餅のように柔らかい頬をつねったり。
“やめて”と照れ隠しに笑う恋人。
…いる。確実に。
塩) なんで泣いてるん柔?
山) だって。太ちゃんがいるんだもん。
涙を拭おうと手を伸ばす恋人の腕を掴み
俺は強く抱きしめる。
山) ねえ、太ちゃん。あのさ、 俺…
山) ん…夢か。
開いたロック画面には
亡き恋人“太ちゃん”が映っている。
居眠り運転のトラックに撥ねられて
まだ若いのに命を落とした。
当初は悔しくてお酒に逃げたこともあった。
やっと前を向ける。 そう思っても
太ちゃんはこうやって夢に出てくる。
ねえ、太ちゃん。あのさ、俺…
太ちゃんのこと一番愛してるよ。
だから、周りがなんて言おうと結婚しよう。
そう空に誓った
きゅー
2,024
#しおたろう
結@た に ぎ し 。
526
承認欲求の塊
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コメント
1件
うわあ、これ……最初の「ただいま」でほっとした瞬間から一気に切なくなる展開、心臓ぎゅってなった🥀 夢の中の太ちゃんとのやりとり、柔らかくて温かいのに、目が覚めた後のロック画面の演出が痛いくらいリアルで…。最後の「空に誓った」で涙腺決壊しそうになったよ。まだ1話なのに、この二人のこれまでの時間が全部伝わってくる…。Shurina_81さんの描く“喪失と誓い”の重み、すごく響きました。また読みたいです。