馬車に入るとしばらく沈黙だったが、グアンが緑緑に話しかけて来た。「緑緑様、これ差し上げます。」と片方の手で緑緑の手を持ち、グアンはもう片方の手で懐から手拭い(てぬぐい)を取り出し緑緑の手にのせた。「ありがとう。グアン。しかしこの手拭いは、、、。」と手拭の柄を見て言う。その柄は多分だが、宴に来て行く服をユンが交渉しに行った日に刺繍していた物だ。「ふふ。そうです。この前縫っていた手拭いですよ。緑緑様は何か勘違いしたいましたが。ふふ。」と笑って言った。「この柄美しいですねぇ。」と緑緑の手元の手拭いを見て言う。「この柄は月下美人という白い花を刺繍してみました。月下美人は美しいですよ。私の能力では表せなかったですけど。」と柄の花を教えてくれた。本人は能力足らずと言っているが充分に美しい。「グアン、充分に上手だ。」と言う。その瞬間、グアンはぱぁと嬉しそうな顔をして「良かったです。」と言った。「、、、花言葉、緑緑様知らないのですねぇ。、、、」とユンは1人呟いた。
(暇だったら月下美人という花言葉調べてみてくださいね。😊)
コメント
1件
一応書いて置きます! 花言葉は(月下美人の) 儚い恋、艶やかな美人、艶やかな美、ただ一度会いたくてなどの花言葉があります。