何時もの仕事終わり。
彼と同じ家に帰る。
そんななんでもない日常も、彼の一言で
甘ったるい日に変わる。
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エス「~っはぁ!!疲れた!!」
カンナ「…お疲れ様です。エスさん。」
エス「ん、お疲れカンナぁ~。」
カンナ「…ん。」
エス「…?」
もうこれだけ長く一緒に居ると、
彼の機嫌が良いか悪いかなんて
すぐ分かってしまう。
エス「…かーんな。」
カンナ「…はい。何ですか。」
エス「何ですか。じゃないだろ〜
なんで機嫌あんまりなの~」
カンナ「…自分の胸に聞いてみたら
どうですか。」
エス「はぁ〜??心当たりが無いから
聞いてる……..って…あ。」
カンナ「….なんですか。」
エス「もしかしてさ…今日俺がファンの子と話してたの見て嫉妬してる?」
カンナ「………。」
エス「….んな訳ないか!!あははっ!
流石に馬鹿にしすぎか!笑笑」
カンナ「…..っ」
そこから俺が壁に追い詰められるまで、
あまりにも一瞬であった。
エス「….カンナ?」
カンナ「….なんですか。」
エス「…これって俗に言うさ、壁ドンって
やつ?」
カンナ「….それがどうかしましたか。」
エス「いや別にどうって訳じゃないけど…
その….さ。」
カンナ「はい?」
エス「…さっきの図星だったんだろ?」
カンナ「….悪いですか?」
エス「いやいやいや!
そんなこと誰も言ってないだろ~。
ただ…..。」
そして俺はすぐに、彼を煽り立てる
ような事を発してしまう。
エス「….余裕なくて可愛いなって。」
カンナ「…は?」
エス「ん~?」
(煽るように微笑み)
カンナ「…..はぁ。」
チュッ
エス「…んッ。」
カンナ「貴方は…..僕を煽って
何がしたいんですか。」
エス「別に?好きな人の余裕ないとこって可愛いじゃん?」
カンナ「…物好きな人ですね。ほんとに…..。」
エス「….♡」
口では淡々と喋る彼も、キスの最中は
必死になっているのが伝わってくる。
こっちが恥ずかしくなるくらいに。
カンナ「ん…..。(舌を絡め)」
エス「….んっ//」
カンナ「….ふっ。」
俺が余裕無くなった途端に微笑み出す。
ほんとに分かりやすくて可愛い。
エス「….んっ、かんな…っ」
カンナ「….エスさん….。」
そう俺の名前を呼ぶと、彼は掛けていた
眼鏡を外した。
彼が眼鏡を外す時は決まって、言う台詞
がある。
カンナ「….抱いていいですか。」
エス「…っ、わざわざ聞くなよ。」
カンナ「…..すみません。」
いつも何を考えているか分からない
彼の目は、今だけ獣のように鋭く、俺を
捉えて離さない。
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それからしばらく、ベットの上で
ただキスをする。
カンナの舌は熱くて、溶けてしまい
そうになる。
その熱い舌でそのまま俺の乳首を愛撫する。
エス「ん゛….っ♡」
カンナ「ここ、弱いですよね。」
エス「んはっ….、それはどう…かな」
カンナ「…素直に言ってくれないなら、
やめますよ…。」
そう言いながら、先程まで強く吸ったり舐めたりしていたのを止め、ゆっくり形をなぞるように舐め始める。
それがもどかしくてもどかしくて、
身体がおかしくなる。
エス「……ふ….っ」
カンナ「…..(甘噛み)」
エス「ぃあ゛っ!!♡ 」
カンナ「….かわい。」
彼は自分で呟いた言葉に気付いていないくらい、夢中で舐め続ける。
エス「かんな…ッ、ちょっとまッッ♡」
カンナ「…..だめです。
(エスを見つめながら微笑み)」
エス「~ッ、 そんなに好きかよ、俺の乳首…まだまだ…ッ、赤ちゃんだなぁ♡」
カンナ「……..。」
明らかにさっきと機嫌が変わり、
焦らすように舐めていたものが
急に余裕が無くなり始める。
エス「….ッ、いたッ //」
カンナ「….煽る方が悪いです。」
急に手加減しなくなりやがって….
普通なら怒ってるところだが…。
こういう些細な事で、
彼が4個下なのだと思い知らされ強く
言い出せない自分がいる。
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~ 数十分後~
エス「~ッ ♡
か….ッんな゛、 いい加減しつこいぃ゛♡」
カンナ「(聞く耳持たず噛んでいる)」
エス「んん゛~ッッ♡」
こいつほんとにプライド高いな、と、
ぼんやりした頭で思いながら達する。
身体の力が入らないのに、彼がまだ舐め続ける所が熱くてくすぐったくて、また気持ちよくなる。
カンナ「…..あ、イッたんですか。まだ下触ってないんですけど…。」
エス「はぁ…..ッ、そ、そんな余裕無いんだよこっちは….ッ」
カンナ「そうですか。可愛らしいですね。」
エス「….ほんとに思ってる?」
カンナ「はい。」
エス「…ふ~ん….。」
真摯な目線を向けられ、なんだか恥ずかし
くて、素直に受け止めれない。
だから話題をすぐに変えてしまう。
エス「…こっ、今度は俺が舐めたい。」
カンナ「……分かりました。」
エス「じゃあほら、す…座って。」
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エス「ん゛…..ッ」
カンナ「あの…、無理はしないで下さいね。」
エス「ばっ…!無理なんてしてないから!」
とは口で言いつつも、こんな……爆弾みたいなのを抱えてるカンナに、驚きが隠せない。
普通に俺のより…でかいよな。
エス「ん゛ん……、(咥える)」
カンナ「…….ッ」
エス「ひ、ひゃんなぁ、ひもひひいは?」
(かんな、気持ちいいか?)
カンナ「…….まぁ、はい。」
え、何ですかその微妙な反応は。
と、俺の中で困惑と、苦しいが行ったり来たりして、きっと目が泳いでいたと思う。
それを見たからか知らないけれど、
カンナが急に俺の頭を持って奥に押し込む。
エス「ッッ!?ん゛ぁ゛ッッ….」
カンナ「やるならちゃんとして欲しいんですが…。もどかしいです。」
エス「ご、ごめんかんにゃ….ッん゛ふッ♡」
苦しい….。喉の奥まで来てて今すぐ
吐き出したいけど….、そんなこと出来ない。
なんでって…..
エス「~ッ ♡すきッ….かんな….ぁ゛ッ」
カンナ「…エスさん….ッ」
ふと、カンナが俺の頭を押さえつけてた手を急に離し、
頬や耳をなぞって頭を撫でてくる。
まるで、世界一愛おしいものを見つめるかのように。
カンナ「…僕も、エスさんの事が….っ」
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カンナ「….すみません無理やりして。
その….自分が思っている以上に拗ねてた
みたいです。」
エス「…許さん….。」
カンナ「….すみません。」
エス「….まぁいいや。それよりさ」
カンナ「?」
エス「俺…もう待てないんだけど?」
カンナ「え….ですが…」
エス「いいから。」
そう言いながらカンナに近づき少し背伸びを
して。耳元で囁いた。
「早く抱けよ…..。」
カンナの中のスイッチが切れたかのように、
瞳孔が開いているのが分かった。
すぐさま押し倒され、また口付けをして。
そしてカンナは言う。
「…..ここまで煽っといて、後でやめた、は無しですからね…..♡」
ほんとに…..カンナのこの顔が大好きだ。
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