幸福理論法《完結済み》

だめ、だ

はやくしりょうしなきゃ

叱られちゃう

有能の俺が

遅れちゃダメなんだ

…………ピ

シ…………

……ョ…………

ci｢ショッピ！！！｣

syp｢へ、っ？？｣

ci｢腑抜けた顔しとるけど大丈夫か？？

だいぶぼーっとしとったけど。｣

syp｢…だいじょーぶ、やで？？｣

ci｢…嘘つけ｣

……………

｢｢は？？？？｣｣

ci｢え、ｯ｣

syp｢や、ば…ｯ｣

ci｢な、んで…、こえがふたつなん？？｣

ちーのが俺をぞくっ、と恐れた顔をする

そりゃそーだよ。

おれが…、たじゅーじんかく、だなんてしらないもんな

ci｢せつめー、してくれや

なんでずっと…長い付き合いなのに俺に言ってくれんかったん、？？｣

syp｢…………ご、め…ん｣

ci｢…え、｣

ci side

薄紫が

” 初めて謝った日 ”

俺とショッピは幼稚園から大人までの付き合い。

幼稚園の時からショッピは謝った事が一度も無く、

ただ煽るのみ。

謝る姿なんて想像出来ないくらいに。

そして

ついさっき。

” 薄紫色が初めて謝った ”

syp side

syp｢いままで、いってなくて

ごめん、なさい…ｯ(ﾋｸﾞｯ ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ｣

ci｢…謝んな、お前が謝るとか変やから…｣

syp｢ぅ、ん…ｯ(ﾋｸﾞｯ｣

ci｢…で、説明してくれへん？？

理解追い付かん……｣

syp｢…、うん

はなすつもり、やで。｣

それから

俺が

多重人格で、無理してた事

秘密にしてた事、全てさらけ出した

ci｢あのなぁ、？｣

…

おこられる？

きっとそうだ

＿そして、彼の言った言葉は

ci｢……無理すんなって言ったばっかやろ、ｯ

俺”ら”はお前が心配やねん。

なんで溜め込みすぎるん、？｣

そんな少し強く当たっている気もするが

優しい言葉。

syp｢え、あ、………

そういう体、だから？｣

ci｢答えになってへんで、それ｣

syp｢………｣

そういうのは知ってた

あまり、チーノの言葉に追い付けてないから。

ci｢まず…落ち着け、

みんな呼んでええ？｣

syp｢……お好きに…｣

ci｢へい。呼ぶで？｣

syp｢…、おん。｣

───────────────

ut｢急に呼んでなんや、チーノ｣

kn｢んぁぁ…｣

syp｢くs先輩、絶対寝てましたよね？？？？(((圧｣

kn｢ｱｯ､ﾊｲ…｣

em｢…チーノくん、呼んだのは何故でしょう？｣

ci｢………ショッピ｣

syp｢…ん｣

ci｢せつめい、な？｣

syp｢お前がやれや…めんどくせぇ｣

ci｢お前の事やろが…

自分で話せや｣

syp｢あーはいはい、話せばいいんやな？？？｣

じゃ、話しますよ。

〈2022/12/25 完結〉