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わいは、”翼があるから”って恐れられて来ました。


syp「一緒に遊b……(((」

「黙れよ”つ葉さ”、迷惑なんだよww」


俺の名前、「イロニー・ショッピ」は


本名ではなくニックネーム。


「ショッピ」だけ名乗ってるのは気分です


話はズレましたが、俺の本名は


「初浮比 つ葉さ(しょうひ つばさ)」


翼があったから”つ葉さ”と名付けられたのか


それは知る理由もありません


それに、知れる筈がありません


既に、俺の家族は全員死んでますからね。


両親


全員、クラスの奴らが殺しました


慈悲も無く


わいは”遊び相手だから”と言って、わいだけを残してクラスメイトの奴らは去りました


両親も妹も、短距離だと戦力にならず、遠距離だけ戦力になる。


クラスメイトの奴らは短距離で攻めてきた為、対抗出来ませんでした


妹は唯一短距離に遠距離、どちらも慣れていましたが


体力が少なく、クラスメイトに殺されました



「ばからしいな」


そう呟いても3人には聞こえる筈がない


もう死んでいるのだから、


だって、みんなの頬は既に冷たかったから。


……俺は


両親、妹の死体を見て


ぽろぽろ、と涙を流し


動けずにいました。




「ほらほ〜らw

もう終わりか??」


つ葉さ「や、め…ッ」


当時の俺はか弱くて


暴力に耐えられずにいました


辛くて辛くて。


何をする気も起きない。


宿題も出来ない。


家族にも相談できませんでした。


「…………」


1人のクラスメイトはただバットで殴るばかり


1人のクラスメイトは蹴ったり殴ったりするばかり


1人のクラスメイトはじー、っと見つめ、助けない


そんな事をされても何にも感じない


…と言うよりかは。


もう、”痛み”なんて感じなかった。

幸福理論法《完結済み》

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