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部屋の中、冷たい金属の拘束具が手首を締めつけていた。抵抗したせいでうっすら赤くなった腕を見て、彼は低く笑った。
「ほら。そんな顔するなって言ったろ?」
ぐい、と顎をつかまれ、真正面から目を覗き込まれる。
視線が絡んだ瞬間、胃の奥がぎゅうと締め付けられるような疼きが走った。
まるで、見られてるだけで体の奥が暴かれていくような。
「腹、触られんの嫌いなんだよな?」
そう言って、男の指がゆっくりとへその下に滑り込んでくる。
スッ…と浅く、でも熱を持った指先が肌の上を這う。
「ひっ……ぅ、や、そこ、さわんな……っ!」
ぴくん、と反応するたびに、男の指が笑うように動きを変える。
なぞる。押す。円を描く。ぐ、ぐり、とゆっくり執拗に──
まるで、そこが「お前の急所だ」って分かってるみたいに。
「なに怯えてんの? まだ“入口”に触っただけだぞ」
息が詰まる。吐きそうになる。
でも、逃げられない。目を逸らすこともできない。
「お前、ほんとはこうされたいんだろ?」
そう囁かれた瞬間、乳首の先端をツ…っと親指でなぞられる。
「ぅ、っあ……っ! やぁっ……!」
乳首の先が、じんじんと熱く、痛いほどに疼いてくる。
腹と、乳首と、ふたつ同時に支配されていく感覚。
脳が処理しきれなくて、涙がにじむ。
「やぁ……っ、やだ、そこ、さわらないで……ッ、あっ……!」
「ほら、声が甘くなってきたな……いい子だ、もっと震えろよ