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この文章は以下の要素を含みます
・nmmn
・BL
・mtp(mtk×hrt)
・R18
上記の意味がわからない方・地雷の方はブラウザバックお願いします。
語彙力も文才も無いです。無理だと感じた際には御遠慮ください。
side hrt
「どうせ依存するならさ」
「俺にしない?」
「…………へ?」
…………ッは、えッ何言ってんの俺??
変な事口走ったし元貴が呆然としてるって!
絶対変に思われ……て
「…………いいの?」
「え?」
「俺に……依存させてくれるの?」
「えっ、うん、いいけど」
「元貴は俺でいいの……?」
「?良いよ、若井なら」
……?!何それ、そんなん告白じゃん……!(?)
「若井から言ったんだからね、やっぱ無理とか無しだよ」
「……!もちろん」
「じゃあさ」
「はい」
「俺の事、どうやって依存させてくれる?」
「ぁッ…………」
「……考え無しに言ったの?」
うっ、その通りです。だって自分でも言った時よく分かってなかったもん。
「…………はい」
「…………っはは、やっぱ若井って面白いね」
なんかめっちゃ笑われたから腹立ってきたけど、元貴が元気になってきてるならまぁ良いか……
「じゃあさ、ちょっと着いてきてよ」
元貴に声をかけられたから、言われるがまま着いて行った。
side mtk
ベッドに着くなり、若井の事をトサッ、と押し倒す。
「ッえ?」
若井は突拍子も無い俺の行動に驚いたのか、変な声を出す。
困惑した表情の若井が口を開く。
「……元貴?何、これ」
「何って……俺が若井の事押し倒してる」
「いや、それは分かるけど!なんで、?」
「?依存させてくれるって言ったのは……若井だよね?」
「……ッあ」
若井は何かを悟ったのか、みるみる顔が青ざめていく。
「いや、確かに言ったけど」
「これで依存させんの、?」
若井の言う これ は行為のことを指しているのだろう。
「だってこれ以外思いつか無くない?」
「……… まあそうかもだけど!」
「っていうかこういうのって依存する側が下じゃないの?依存させる側が下なの?!」
一瞬確かに。と思った。でも俺が掘られる側はちょっと……
「……だって俺こっちがいいし」
「……そっかあ」
やけにあっさり折れる若井。
「後ろ使ったことあるの?」
「…………ある、けど」
まじかよ、と動揺したい気持ちを顔に出さないように、平静を装って続ける。
「まじ?意外だわ〜」
「悪いかよ!……じゃあちょっと解してくるから待ってて……」
「わかった」
何故か分からないけど、この状況を楽しんでいる自分がいた。
side hrt
どうして……こうなった?いやまぁ、依存させる、とは言った 。元貴が薬に依存するのを止めたかったから。
けど……どうしてこうなった。俺が上ならまだしも、下。
…………まぁ、男同士でもしやれたら、万が一やれたら……って両方できるようにはしてある。
上でもいけるし、下でも感じられるようにはした。
…………でもそうか……俺、元貴に抱かれるのか…………
いや、そうだとしたら本望じゃん……?!
元貴は俺に依存できて(仮)、俺は元貴に抱かれることが出来る……?!
win-winの関係……そんな戯言を脳内で呟きながら、後ろの準備はできた。
「でも、後ろ使ったのだいぶ前のことだからな……感じられるかな」
不安を抱えつつ、バスローブを羽織って、必要なものを持って寝室へ向かった。
side mtk
「若井遅いなぁ……そんな解すのって時間かかるのかな」
ガチャッ、とドアを開ける音が聞こえる。
「……おまたせ」
「お〜待ってました」
「待ってましたじゃないよ……」
「俺らさっきとテンション逆転してんね」
「確かに……」
また、若井のことを優しく押し倒す。
ほんのり紅色に染まる頬が美しく、見惚れてしまいそうだった。
「じゃ、滉斗」
「!……名前呼びかよ」
「いいじゃん雰囲気出て」
「雰囲気ねぇ、」
「じゃ指入れるよ?」
ヌプ…ッと滉斗のナカに指を入れる。
「ん……っ」
「苦しくない?」
「さっき解したから……平気」
「そっかそっか、じゃあもう2本目入れちゃうね」
クチュクチュと厭らしい水音が部屋に響き渡る。
「ん……ぅ」
クチュ…グチュッ
「……ッく……っふ…」
滉斗から聞こえて来る声は意外にも小さく、これは声を抑えているな、と直感的に理解した。
「声……我慢しなくても良いんだよ?」
「だって……恥ずいじゃん」
「俺の事依存させるんでしょ?ほら声だそ?」
滉斗の口に指を入れて、下に入っている指も同時に動かす。
「ぁ……んうッ」
「可愛い声出んじゃん」
「うるさ……い‘’ッ?!」
「お、イイとこ当たった?」
コリュ……コチュッ
指を三本に増やしてみる。
「あッだめ、急にッ♡」
「すごいね、滉斗女の子みたいな声出るじゃん」
「ちょッ、1回黙ッ‘’~~~?!♡」
耳元で囁いてみると想像以上の反応をする。
「ッは、滉斗可愛いね」
「……ッふ、ぅ‘’耳やめぇ‘’……ッ」
「耳弱いのぉ?」
どうやら弱点を見つけたっぽい。耳朶をかぷっと甘噛みしてみたり囁いてみたりすると滉斗の顔が真っ赤に染まっていく。
「もときのこえ……ッやばいからッ近く、はむりッ♡」
へぇ、可愛いこと言うじゃん。
「あは、可愛い、滉斗」
「ん‘’~~~いじわるッ……♡」
「もう解せたかな、挿れても大丈夫そう?」
「だいじょぶッ……はやくきてぇ、?♡」
その瞬間、俺の中でストン、と何かが落ちるような音がした。
あぁ、そうか。若井の一挙手一投足に反応してしまう自分がいたのも、
時々〝可愛い〟という思いを抱くのも、
他人と楽しそうにする若井に、何かどす黒い感情が渦巻くのも。
今全部理解した。
あぁ……そうか………俺は…………
「滉斗の事ぉ……好きなのかぁ……♡」
コメント
7件
うわああ最高でした読みましたт т 続き楽しみにしてます💗💗
て、手が勝手に♡1000にしてました笑 もう、絵音さんの書く、小説神ってるのよ、、凄すぎて、語彙力と日本語がどっか行ったわ🤣 次回も楽しみでーす!