コメント
3件
え?え!?←え? 言葉に表せれへんぐらい好きです() 小説書く才能絶対ありますわ☆
切なくて尊ぃ…( ;꒳; ) ハートを連打出来ることに感謝…🙏🏻✨
好き()
※おんぼん
※おんりーちゃん視点
※おんりーちゃんが拗らせてる感じになってしまったごめん
※終始暗いしよく分からんことを言ってる
みんなに優しい人は二種類いると思う。
ひとつは、誰か一人に執着してて他に興味を持っていないからこそ平等に優しく接することができる優しい人。
そしてもうひとつが全ての人にそもそも興味がない人。
経験からかはたまた生まれつきかは人それぞれだが、誰にも興味がなければ等しく優しさをばらまけるのだろう。言い換えれば無関心だ。
俺は前者で、あなたはきっと後者だ。
…ね、ぼんさん。
「んー?どしたのじっと見て。」
「いえ?今日は髪の調子が良さそうだと思って。」
「あ、わかる?昨日から新しいシャンプーにしたんだよね~」
「やけにふわふわしてるなぁと。」
「でしょ?触る?」
「いや、大丈夫です。それより前、列進みましたよ。」
「あぁ、ほんとだ。」
「日曜だから結構人いますね。」
「ねー。まあここのケーキ人気だから。」
「にしても、ぼんさんがみんなにケーキを買ってあげようなんて珍しいですね?」
「たまにはみんなを労ってあげようと思ってね~ちょーど、ここのケーキネットの記事で見たからさ。」
「…優しいですね。」
「そう?でもドズさんだって色々くれるしさ。」
「…そうですけど。」
「そーれーに。」
頭に手が置かれる。
「…おんりーちゃんもじゅーぶん、優しいよ。」
「…そうでもないですよ。俺は…」
あなたが思うほど、純粋な人間じゃない。
「…ふふ。あ、そろそろお店入れそうだね。」
「…そうですね。」
なんでもないように人を誉めて。
そこに裏なんてものはない。
あなたを好きだから俺はあなたについていく。
でもあなたは俺がついていくことに意味があると知らない。
あなたが俺に無関心だから。
俺もあなたに無関心なフリをする。
でもきっと、いつか自分を騙すのにも限界が来る。
あなたを思う気持ちが溢れてしまう。
でもあなたにこの気持ちを伝えたら。
この優しさはあなた限定です、なんて知られてしまったら。
きっと困ってしまうだろう。
だから俺は今日も”優しい人”になる。
貴方の隣にいるために。
「…なんてね。」