こんにちは、主です
黒鉄の魚影また見てきました。
ピンガ×ジンorジン×ピンガ良くね…?と思いました。いつか作ってみたいですね。ちなみに主はピンジン派です。
赤安はいいぞ。みんな見よう。お勧めは緋色シリーズとカルバンとバニーガールのやつと、純黒の悪夢です。黒鉄の魚影、ゼロしこは少々赤安ありますよ。
アマプラで見れます。
注意書き
本当は景零で書こうとしたのでその名残りがあります。ご注意を
今回は赤安です。
一応両片思い
誤字注意
文章がまだ慣れていないです。
口調、キャラ崩壊
なんでもいい人向け
それでもいい人はどうぞ
景光が死んでから約3年経った。
降谷は景光の声を思い出せないでいた。もちろん4人の声もだ。人は、声から順番に、顔、思い出を忘れていくらしい。降谷はそれをずっと恐れていた。だって、あの4人が守ってくれていた日本を降谷が背負っているんだ。もし、それを忘れてしまったら、自分の中の支えが無くなってしまう。もし、そうなってしまったら降谷は赤井を支えに生きていくしかなくなる。そんなの屈辱でしかない。
もうあの4人の声を、顔を、思い出を忘れたくない。なのに、忘れてしまう。人の記憶っていうのはなんて残酷で悲しい物なんだろうか。と色々考えていると自然と涙が出てきた。たまたま3徹して風見に休んでください。と言われ休憩室にいたから、誰にも見られていない。…はずだった。
何故目の前に赤井がいるのか。降谷は不思議でたまらない。今、赤井が部屋に入ってきたのだ。なんともまぁ間が悪いことで。赤井は驚きながら降谷をジッと見つめる。降谷も驚いて涙を流しながら、赤井を見ていた。数秒の空白の後に赤井が口を開いた。
「俺のせいか?」
赤井は自分が入ってきたから泣いていたのか、と考え、自分で思って悲しくなっていた。
「ちが、違います。」
泣きながら、戸惑いながらも否定した。
「それじゃあ、何故泣いているのか教えてくれるか?」
赤井は降谷のことを慰めるように優しく言った。
「いえ、別に。あくびで出てしまっただけです」
なんて、赤井にはすぐばれる嘘を付いた。赤井に弱みをもうこれ以上見てほしく無かったからだ。赤井はそれを聞いて、本当か?、とかも言わずに、それなら一緒に寝ようか。と言った。降谷は一緒に⁉と言ったが、赤井に駄目か?とオネダリする感じで言われ、い、いいですよ。と言ってしまった。
「確かに、一緒に寝てもいいですよ。って言いましたけど…」
「うん」
「近くすぎません?」
降谷の首筋に赤井の鼻息がかかるくらいには近い。バックハグ状態+腕枕状態なのだから、降谷が近いと思うのは当然だ。
「近くてなにか問題があるのか?」
「大ありですよ!」
降谷は恥ずかしさで耳まで真っ赤だ。それが赤井にも伝わる。
「なんだ?言ってみてくれ」
問題はなにか、と赤井は聞いた。降谷が深呼吸をした後に答えがでた。
「……僕が僕じゃいられなくなる」
「と、言うと?」
赤井は不思議そうに言った。
「赤井と近くにいると色々失敗するし。心臓がバクバクしててうるさいし、問題だらけですよ」
あーもう言わなければ良かった。と顔を手で覆って言う降谷の隣で赤井はとんだ告白を聞いたな。と思いすぐに口を開いた。
「降谷君、」
「なんです?もうほっといてくださいよ」
少し手で覆っていた手をどけて、いじけた降谷が言う
「それは俺のことが好き、ということで間違いないな?」
「なんで?」
降谷はどこに赤井に告白する要素があったのか分からない。また顔が赤くなっていく
「背中からだからわからんが、耳まで林檎のように真っ赤だぞ」
「う、うるさい…」
「はは、可愛らしいな」
「だから、うるさいって言ってるじゃないですか」
我慢できず、殴りかからうとするも固定されているので殴れない。そこまで身長は変わらないはずなのに、体格がここまで違うなんて、降谷は悔しい気持ちでいっぱいになる。
「さぁ、互いに疲れているんだ。」
「寝ようか」
「…はい」
「おやすみ」
「…………………おやすみなさい」
恥ずかしさのあまり、おやすみ。を言うのが遅くなってしまった。
……5分くらい経っただろうか、赤井が寝たと思い、降谷がボソリと小さく声に出して言った。
「好きで悪いですか、ばか井」
その言葉を赤井が聞いているか、いないかはまた別のお話。