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夢を見た。
あいつらと、アイドルをやってる夢。
俺の友達の柔太朗と太智と舜太も居た。
この”5人”で日本を明るくすることを目標に、
俺たちは日々進んでいた。
妙にリアルで、本当に夢なのかすら
怪しい。
まるで、前世の記憶のような…
・・・そうだ!!!!!
あいつ…仁人は!!!
今の俺の記憶の中に…仁人は、
居ない。
「仁人!!!!!!!」
バタンバタン!!!!
飛び起きた勢いでベットから体はずり落ち
顔にはスマホがクリーンヒットする。
「ぃったぁ…」
「朝からツイてなさすぎる…」
俺の名前は佐野勇斗。
絶賛大学生活エンジョイ中だ。
3年だけど。
ベットから落ち、床にへばりついたまま
時計を見れば、今、家から出れば
ギリギリの時間だった。
勇斗「はぁ!?なんでだよ!!!」
(スマホのアラームの掛け忘れ)
勇斗「もう飯食う時間もねぇし
行くしかねぇ!!!」
バタバタ!!
ガチャン!
ガンダで走って何とかいつも乗る
電車にたどり着いた。
最近は時間にルーズになってる気がする…
勇斗「それにしても…今日の夢
なんだったんだ」
俺たちがアイドルやってて、みたいな。
そもそもなんであの3人とアイドル
やってんのか分からない。
舜太は1年、太智と柔太朗は2年の、
普通の大学生だろ?
仁人に至っては…
というか仁人って誰だよ…!
俺の知り合いにそんな名前のやつ居ないぞ。
・・・でも、これだけは何故か知っている。
あいつは、俺たちのリーダーだ。
勇斗「一応メモとっとくか…」
スマホのメモ機能を開くと
俺の最寄り1個前のアナウンスが鳴る。
アナウンス「次は〜恵比寿学園前〜
恵比寿学園前〜お降りの際はお忘れ物が
有りませんようお気をつけください。」
勇斗「恵比寿学園ねぇ」
ドアによりかかり外を見る。
ここは賢い奴らがこぞって入学する大学だ。
でも俺はここのヤツらがいけ好かない。
自分たち以外の学校や
自分たち以外の人間を見下してるからだ。
実際俺らの大学のやつもそれで
被害を受けたことがある。
そんなしょうもないことしてる暇が
あるならお得意のお勉強でも
やってりゃいいのによ。
時間を浪費するのがとてもお上手なようで
と心の中で思いつつ鼻で笑っていると
ドアが開いた。
ここは会社が集まるビル街でもあるので
大学生だけでなく多くの人が降りていく。
沢山の人を横目で見ていると、
俺と同じぐらいの年齢の
金髪の男が出ていく。
勇斗「仁人…?」
別に知り合いでもない、初対面で、
もはやこれまで存在すら知らなかった奴だろう。
でもなぜか、その名前を
呼ばなきゃならない気がした。
その男は振り返って大きく目を見開く。
仁人「は、勇斗…」
俺の名前…?
ドアが閉まりそこから徐々に離れていく。
勇斗「なんで俺今、あいつの事」
分からない。
この胸の痛みも。なぜ涙が流れるのかも。
ただ、その場に残る悲痛感が
酷く俺の胸に突き刺さったのは確かだ。
コメント
1件
前世系の物語本当に好きです!!書いてくださる方があまりいなくてこのお話が更新されていた時驚いてしまいました!💛は記憶がある感じ、?この先がとても気になります!更新ありがとうございます😊