グリディア&ミテリ (おまけ ケイトス·オーブリー)
『話』
とある真夏の昼下り
ギラギラ光る太陽の下を歩く天使が居た
天使が目指すのは
港から少し離れた飲食店
カランコロン
天使がドアを開ける
ミテリ『おや?お久しぶりですね
天使様?』
グリディア『その呼び方やめてくださいよ…グリディアでいいです…』
ミテリ『ははっ、わかりましたよ天使様』
グリディア『貴方ねぇ…』
ミテリ『まぁまぁ……久しぶりにこちら側に来たんですから面白い話くらいあるでしょう?』
グリディア『えぇまぁ……話す間に喉が乾きそうだからクリームソーダを出してくれればお話しますよ』
ミテリ『!…わかりました、少々お待ちください』
ケイトス『聞いてたよ、クリームソーダでしょ?僕が用意するからお話してて良いよ兄さん、兄さんも何かいるかい?』
ミテリ『じゃあカフェラテをお願いするよ、ケイトス』
ケイトス『わかったよ、グリディアさんも少し待っててね』
グリディア『ありがとうございます……さて…何処から話しましょうか』
ミテリ『ボクは何処からでも構わないさ』
グリディア『では私が最近参加したものでも話しましょうかね』
ミテリ『ふむ…天界での祭りかい…?』
グリディア『祭り…ですか…祭りの方が良かったな』
ミテリ『…不吉な事にでも参加したのかい?』
グリディア『えぇまぁ………せっかくですしこれを話しましょうかね』
グリディア『天界を揺るがした戦争
太陽の涙戦争を』
冷たい部屋の中
太陽はあいも変わらず目が眩むほど光っている
あの太陽を壊すほどの戦争
天使が話す話は人間には耐えられる話なのか?
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