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2 - 第2話途中から急展開のイヴギャリ続き

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2024年02月03日

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当日。私達はゲルテナ展を開催している場所へと向かった。そして先にメアリーとともに

「いこうよメアリー」

「っ…うん!」


やっぱり可怪しい美術館はそのままで、変わったのはメアリーの花が造花じゃなく、本物の花だということ。

「とりあえず、ここ調べないとね。」

「うん…イヴ、怖くないの?」

「怖いけど…なんとも思わないよ。」


※流石に省略します


「返してよ!ギャリーのバラ」

メアリーは叫んだ。私は…

(私は、ギャリーのためなら…)

喜んで悪役メアリーを演じる。

「…じゃあ、メアリーのバラと交換してよ。」

「っ…メアリー。アタシはいいから、ここから出なさい。」

「…でも」

「絵画のくせに。」

「…え?」

「メアリー、貴方絵画のくせによく喋るね。本当はこの世界にしか住めない存在なのに。」

「っはあ?絵画なのはギャリーでしょ?なんで私なの?」

そうやってしびれを切らしているところに、私は釘を刺す。

もともとの絵画はどちらなのかな?メアリーという名の絵画メアリー

「っ…」

「分かったよ。これでギャリー、助かるんでしょ? 」

そういってメアリーはバラを渡す。そしてー

私はバラを落として、躊躇なく踏みつける

「うっ…え?イヴ…」

絶望しているメアリーの顔が瞳に写る。


それからメアリーは絵画となり、ギャリーはお父さんの友達となった。

いまいち美術館のことは覚えていないけど、今、幸せな気がする。

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