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〜?〜
今日も真織は安全に生活できた。よかった。真織のお母さんから頼まれたのだから、お母さんには恩がある。恩を仇で返す訳には行かない。今日も報告をしなければ。
「もしもし、真織は今日も肉体的な嫌がらせは受けていませんが、精神的にもうダメだと、そろそろ顔を出したらどうですか?」
悪夢
「っはぁ、っはぁ、っはぁ、」
今の時間は夜中の3時33分。見たくない、もう見せないで欲しい映像が、私の夢で再生された。
「おねぇ、ちゃん、っはぁ、」
鼓動が早くなる。もう見せないでよ、私、お姉ちゃんと一つくくりにされて、本当の名前なんて思い出せないのに。
半泣きで、もう眠る気分にはなれなかった。また、夢に出てくると思ったから。
学校に行くが、教室には入れない。保健室の先生と、齋藤くん、ひおりだけが心の拠り所。今日も今日とて、旧校舎でリモート授業を3人で受ける。担任の先生はどこか、あの怪しい男に似ている。きっと違うんだろうけど、怖くてたまらない。
「あの、さ、私たちの担任の先生、あの男の人に似てる気がする。」
私が言った時、ひおりの肩がビクッとした。なにか隠している、?
「ま、まぁ、そういうこともあるよ!うん、大丈夫だって、」
明らかに動揺している。怪しい。ひおりもまたあの男の仲間だったりするのだろうか、もう何も信じられない。
〜?〜
あの子をまた傷付けてしまった。あの動画や写真を流出した犯人を見つけるべく、真織の周りに私の部下を沢山派遣した。あれをもう見せたくなかったのに、止めることが出来なかった。予測できなかった。やはり私は真織の前に出ることは許されない。だから真織を監視しているのだから。今日も今日とて防犯カメラで真織を監視する。また傷つかないように、今度は死なせないように。