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桃「そうですか、笑」
ないこさんに作り笑いをするのはとても心が痛むがそうじゃないと、笑えない。
俺の笑顔は全部打算。口角の上げ方、目の細め方、笑い声の高さまで全部鏡を見て、、
🍣「あ!」
「らんらん俺の部屋後できて!」
桃「…?」
「あ、はい」
桃「しつれーしまー…」
🍣「急なんだけどさ、らんらん精神面大丈夫?」
桃「ッ…」
俺のことを聞く人は基本精神面から入る。
桃「平気ですよ笑」
🍣「でも、、」
桃「平気ですって笑」
🍣「そっかごめん変な事聞いて」
桃「大丈夫です、」
🍣「じゃあ、帰る?」
桃「いえ、もうちょい見てきます」
🍣「おっけい、俺ここで作業しとくからなんかあったらここ来て」
桃「わかりました、笑」
桃「はぁー」
ないこさんの部屋を出て大きな溜息をつく。
桃「あんな風に思われてたんだ ポロッ」
「ッ… ポロポロ」
目から大粒の涙が溢れ出る。
桃「もう、やだ」
「タヒのう…」
自分自身で選んだ 「 タヒ 」 。
桃「たしか、ここの屋上高かったよな、」
VOISINGの会社はマンションの一角を使っているから屋上がとても高い。そこから飛び降りてタヒぬことにした。
屋上に行くために使うドアを開ける。金属製で何年も開けていないから固く重い。
桃「カツン、カツン」
コンクリートで作られた冷たい階段を1段1段登っていく。
桃「この扉を開けると、、屋上か…」