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「おやっさん!!、最高だよこのラーメン!。

どこでこんなスープがが取れるの!」


俺は、【修復】で制服と焼けた体を直したあと、いつも俺が通ってるラーメン屋(#【霞沢】__かすみざわ__#

)に行って、ラーメンを食べていた。このラーメン屋がとても美味しく、週に3回ぐらい来ている。


「秘密企業なんだよね。」


「そうかぁ。残念だなぁ。あ!、唐揚げも、追加でお願い。」


俺は、ラーメンを食べたあと、唐揚げにスープを掛けて食べることがいつもここいるときの習慣となっている。そうして、唐揚げをおやっさんから貰ったときに、俺に八百屋のことを聞いてきた。


「さっき別のお客さんが、火事があったって話なんだが、何か分かるかい?」


「ああ、銀行の向かいの性格の悪いネズミ顔の八百屋が放火にあったんだよ。頑張って消化しても、あれは全焼してるね。はつ!、ふ、ふまい!(熱!、う、美味い!)」


「そうか・・・・・お気の毒に・・・・・。嫌なことを聞いちゃったったね。美味い?有難う!」


おやっさんは、悲しそうな表情をしたが、すぐに顔をパッと変えて嬉しそうに頭をかいた。


おやっさんとはタメ口で話すほど仲が良い。というかおやっさんの方が人柄が良いため、タメ口で話しやすいのが実態だと思う。


「そういえば今日、制服だね・・・・・またかい?、追い出されたのは」


「そうだよ。今回は、親への口の聞き方がなってないとかなんだよ。呆れるよほんと。」


そうぼやき、最後の唐揚げを頬張る。唐揚げの肉汁が口の中に染み渡る。さて、ゆっくりと話し終わったところで、行くか。


「おやっさん。お会計をお願い。」


「今日の唐揚げは400円と、味玉付き霞ラーメンの400円、合計800円だよ。」


「あれ?、おやっさん。ラーメンは800円じゃ・・・・・」


「いいのいいの。400円ぐらい損害にすらならないよ。まあ、お得意さんの特別なサービスだと思って、有り難く受け取って!」


「有難うございます。受け取りますね。ごちそうさまでした、おいしかったよ。またくるね!!」


「また来てね。ご来店有難うございました。!」


俺は、おやっさんの好意を受け取り、それ以外の800円をを渡し、ラーメン屋を出た。


ーーーーーーー


ラーメン屋を出た俺が向かう先は、この街で一番安いネットカフェにきていた。


「152号室です。ごゆっくりお過ごしください。」


「ありがとうございます。」


そうして、152号室に着きゆっくりとしていると、大切なものがないと気がついた。


「あ、あれ?。カバン・・・・・無くない?。」


そう、俺がいつも持っている通学用のカバンをラーメン屋【霞沢】に置いてきてしまった。幸い、財布はズボンのポケットに入っているため、大事には至らないが、それでもまずい。どうしようか。


「あ!、【部分空間移動】があるじゃん!!、やべ、俺って頭いい!」

さっそく俺は、スキルを使ってカバンを取ろうとした。【部分空間移動】によって作られた暗い大きな空間の先には思った通り、カバンがあった。


そこから、カバンを手に取り、空間を閉じて中身を確認し、何も取られていないことを知り、ようやく安堵した。


その後俺はネカフェで宿題を終えたあと、青髪の少年を思い出し、PCを使いながら色々なことを検索していた。最近のBSの行動とか、BSのグループ等を。

しかし、どれも少年を使った犯罪が見られない。だが、一つだけ気になったのだが、各都市部の銀行では、BSによる襲撃で合計約40億の金額を盗まれたという事件であった。


しかし、ここは、都市といっももう少し離れているし、あっちと比べるととても田舎臭い。



そういうことから、少年がそのBSによる襲撃が同じ日であることはたまたまではないかと思う。というか、そうであって欲しい。あの少年の裏に何か巨大な何かが潜んでいた場合、彼の計画を邪魔したということで、殺されるかも知れない。それだけは勘弁だ。まあ、今の所は運に任せるしかない。俺のスキルも運に任せる能力だ。そのほうが、性に合ってるんだ。









何もないよね?(震え声)


ーーーーーーー


マンションの屋上で、青髪の人は、誰かと会話をしていた。彼はニヤケ気味に話していた。


「いやぁ、銀行でお金を盗むという計画に邪魔が入っちゃって、撤退しちゃった。」


『安心しろ、お前以外の幹部全員が銀行の金を盗むことに成功している。良かったな、お前の間抜けなミスもチャラになったぞ』


「へぇ、アイツラが?。碌な仕事をしないくせにそういうことだけは回るんだね。頭が。」


それはさも面白くなさそうに言う。


『だが、我が組織、【グングニル】の中で最強格の能力者が苦戦した相手とは誰だ。』


それは待ってましたと言わんばかりに声を弾ませた。


「いやそれがね!、宮城のスキラーを調べても何処にもないんだよ。その能力者!」


『ほう、面白そうじゃないが。その能力者。で、お前はどうしたい?。』


すると間髪入れずにこう言った。


「オレと戦って、無理矢理その組織に引き込む!!!」


電話の相手は、当たり前のことを聞き、笑ったあと、冗談交じりに言った。


『そうだな。しかし、負けてしまうかもしれないぞ?。そのときはどうする?』


彼はありもしないおとぎ話を聞き、鼻で笑った。


「ハハハハッ!、ありえないさ。もしそうだとしたら、オレはそいつの手下になるよ!。まあ、ありえないけどなぁ。」











そこで、悟の誤算は3つある。


1つ、相手もまた銀行の襲撃に加担しいたこと。


2つ、その能力者は、組織の幹部でしかも最強格の戦闘力を持っていること。


3つ、それは・・・・・


「その時は、オレはそいつに惚れてるかもなぁ。」

















少年ではなく、#少女__・__#だということ。


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