すれ違い

目黒side

（目黒）あーっ、疲れたー！

（向井）おつかれさん！

（目黒）康二もね。楽屋戻ろっか。

（向井）せやね！

俺たちはSnowMan9人の楽屋に戻った。

でも、なんか人数が足りなくて…

（目黒）まだ帰ってきてないのかな。

（向井）そうっちゃう？

（阿部）お疲れ様〜！

（宮舘）2人とももう帰ってたんだ。

（向井）今帰ってきた所やで！

（目黒）あとは翔太くんたちですね。

（深澤）あー、あの2人なら先帰ったよ。

（目黒）え…？

佐久間くんから連絡来てないけどな…

（岩本）マネージャーが心配してたけどなんかあったんかな？

（ラウール）心配だね…

（向井）あの2人に限って相談無しはないやろ！

（阿部）そうだよね。早く帰りたかっただけならいいんだけど…

（深澤）めめ？

（目黒）え？あぁ、うん。そうだね。

（岩本）てか、目黒行かなくていいの？

（目黒）え？どこに？

（岩本）佐久間の所に。連絡もしねぇで心配じゃないのか？

（目黒）…連絡してみるよ

【LINE】

《目黒》佐久間くん？今どこ？

全く既読にならないんだけど…

翔太くんに送ってみるか…

《目黒》翔太くん。佐久間くんどこにいるか知りません？

《渡辺》俺ん家だよ。

は…？どういうこと？

（目黒）すいませんｯ！俺も帰りますｯ！

（深澤）へ？おぉ、おつかれ〜…。

なんで翔太くんの家に佐久間くんがいるの？

俺は走って翔太くんの家に向かった。

幸い、よく2人の家を行き来して遊ぶので翔太くんの家は行き慣れていた。

ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ

（翔太）はーい

（目黒）佐久間くんはｯ…！？

（翔太）ベッドで疲れて寝てるけど

（目黒）…はｯ…？

嫌な予感がした。

俺は問答無用で翔太くんの家に入り込んだ。

寝室の扉を開けるとそこには…

上裸の佐久間くんが布団を被って寝ていた。

俺の嫌な予感は当たったようで、

あー、ヤッたな。

俺はすぐに佐久間くんを起こした。

（目黒）佐久間くん！！起きて！！

（佐久間）…んぅ…？へ、？れん？

俺はベッドの横の棚に綺麗に畳まれて置いてあった佐久間くんの服を着せ、家を飛び出た。