俺たちは羅漢のアジトへと向かうこととなったんだ.
数時間前俺たちと越後兄弟が戦いを繰り広げたんだ.
越後兄弟の勘違い、俺たちを敵と勘違いしたらしい.そうして同盟先であるとわかったから
俺たちは羅漢へと招待されたのだ.
招かれたのは羅漢でもトップのいる少し豪邸の場所,流石は中国トップの組織だと俺は感じた
「君らが言われたロイヤル・キルからの援軍か、待っていたぞ翠華だ.」
翠華聞いたことがある,猫手を獲物とし世界のスーパースターと言われている.速度なら3本の指に入るらしい.どうやらある男と因縁があるようだ.
その因縁は未だ語られていないものだと言う.
そして奥から出てきた人物が,中国のスーパースターであり、若手の羅漢エースと言われている朝宗だ.その戦闘力は謎らしい.
「君らかぁ!こんにちわ!うち朝宗ですわこれからよろしく頼みますわ」
そうして話すこともあった、すると翠華ガチで現状を語り出した
「現在うちはゴットデビルからの侵攻を受けております、ゴットデビルのアルネス班正確に言えばその派閥体ですね.アルネス班最強と言われる男サンが中心と聞きます、他は幹部を2人連れていると、その3人だけかと思ったんですが,どうやら援軍がいるらしく.」
話すことの要約はこうだった.
現在羅漢は,アルネス班のサン一向と戦ってるらしい、そして奴らに加えて何と援軍がきており,その援軍の撤退となる無限ループだ.
ゴットデビルの援軍トップを務めているのが同じく中国系趙信だ.
騎馬での戦闘で世を風靡させた男として知られている、白兵戦も中々できるらしい.
そんな趙信らが援軍が減っては撤退し継ぎ足し継ぎ足しの姿勢を見せていると言う.
そのような泥沼の戦いがおき,両者ともに戦力が疲弊してきているのだと.
しかしどうやらサンが独自に動いていると言う情報が入ったのだ.
そのサンが羅漢三海のうち一つの角を潰そうとしている、そのため危機感が非常にあるという
そんな話をしていると、連絡が入った.
半グレの制圧だと言う越後兄弟が、すぐに後にし「我らに任せよ!」と言う.
三海と言えども2人で行くのは大丈夫か?と思ったが、和泉が、
「大丈夫ですよ、ベリーさん戦ってわかりました奴ら一級も一級ですぞ。」
そう自信に満ち溢れた口角を広げると和泉もその場を後にした.
越後兄弟が向かったのはゴットデビルアルネス班の羅漢第二支部
いよいよ奴らも動き出したようだ.そしてその支部トップは,アイリーシュル・ターンだ.
アイリーシュルの戦闘力は非常に高い、ナイフは一級品だ.
「越後兄弟か,殺せば出世確約の難敵よ!叩き潰してくれるわ!」
その言葉を聞いた途端越後兄弟のオーラが変わる.
「我らを殺すか,随分挑戦的で面白いことを言うな,笑いが止まらんぞ.」
「我ら正義の義賊なり!天より命を受け、その力を貴様に指し示す.」
そういうと2人は一斉に飛び出す,アイリーシュルの頸動脈を切らんとする一閃を放つ。
メリケンナイフは外れる奴も一級だ、しかしその直後
振り終わりに片方が待機、錐で頭を叩き潰す一閃を放つ.
もうその一撃は致命傷,そのままメリケンナイフで腹を掻っ捌き奴は死んだ.
「非常に速い死に様よ我らでなければ見逃してしまう.」
「全くだ、しかし中国に渾名す者は中国に死ぬとはよく言ったものよ兄者」
そうして2人は帰った、しかしその裏で
「貴様らの失態はもう庇いようがない、越後兄弟を殺せと俺は確かに言ったはずだが」
何とか逃げれた構成員相手に詰め寄る影
「許してくださいサン様!我らも十分に頑張りました.」
その必死な命乞いを他所にサンはこう冷徹に言い放つ.
「貴様らの失態は既に庇ったぞ?これ以上庇い切れとそう俺に言うのだな?」
ならと言えども言う.
「貴様らを殺し,俺が永遠にお前らに文句を言えない環境を作れば,良いのだな?あの世でその言い訳通用するといいがな.」
そうして一閃で切り裂く,部下は一瞬で即死だ.
部下を殺した男とそれはサン,アルネス班最強だ.
「貴様らに任せるのももうやめにするか,俺は俺で動くのが天命か,さぁ越後兄弟逃げ切れると思わんことだな.」
そしてサンの越後兄弟暗殺撃が遂に始まる!