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あのクリスマスの日、雪が降った日。
私は初めて、人を殺した。
殺してる時、何も感じなかった。でも、あの日がいつまでも忘れられない。
殺した人の苦しむ声、怯えた顔……
でも、こうなったのは私のせいじゃない。
私の親友が虐められていた。
千冬「い、痛い…や、めて、、」
この声を聞いて、私の中で何かが切れた。
凛「はぁッ、はぁッ、はぁッ、」
千冬「…り、、ん、?」
気がついたら、虐めていた奴らはみんな倒れていた。
赤黒い血を流して、、何度も何度も謝っていた。でも、私は怒りのままに、、一心不乱に殴っていた。
千冬「な、何してんだよ、!こいつら、息してねぇ、、」
凛「…こいつらが悪いんだよ、ね?千冬もそう思うでしょ?」
千冬「何、言ってんだよ、、俺は、こんな「凛」知らない!!」
そして、初めて私に向けた千冬の睨んだ目が忘れられない。
今でも、、12年たった今も、ずっと夢の中に出てくるのはその日の記憶だけだった。
そして、12年たった現在
私はどんどん堕ちていった。そして夜道を歩き、どんどん人も集め、ついには日本一の犯罪グループができてしまった。ここで、自分の好きなことができる。人を殺して、物を盗んで、、、裏切り者も居た。そんな奴は迷わずスクラップだ。
春千代「ボス、会いたいと言う奴が居るんですが、」
凛「…ん、通して」
コツ、コツ、コツ、
千冬「っ!」
凛「千冬ぅ、久しぶり。みんな元気?」
千冬「マイキー君もドラケン君も、、相棒だって、みんな悲しんでる!…戻ってこいよ、」
凛「……ねぇ、一つ聞いてもいい?」
千冬「……コクッ」
凛「なんであの時、、あのクリスマスの日、私を責めたの?」
千冬「え、?」
凛「私が初めて人を殺した日、クリスマスの日、千冬のために人を殺した。なのに、、なんで、」
千冬「お前のために責めたんだ、お前がした事の罪の重さを分からせるために!」
罪?重さ?私のため、?
私は千冬のために殺ったのに、、私は悪くない。千冬を助けたかっただけなのに!
ただ、それだけなのにッ、、
凛「そっか、、千冬、もう私には関わらない方がいい。早く帰りな」
千冬「でもっ、、!」
凛「千冬、私はもうあの時の凛じゃない。人を殺した犯罪者だ。少しでも怪しい動き見せてみろ?…次はねぇぞ((ギロッ」
千冬「っ、、」
凛「……もう、いいよね。次はまともな人生送りたいなぁ、」
千冬「送れるぜ」
凛「っ?!なんで、、ここに、」
千冬「幼なじみ馬鹿にするなよ?wお前は変わってない事、1人で苦しんでんのも全部分かる。」
凛「私は、、生きてる価値を、、自分の人生を、この手で壊した、、」
千冬「だったら、やり直さねぇか?」
凛「え、?」
千冬「お願いだから、こっちに来てくれ、」
凛「なんで、そこまでして、」
千冬「凛、俺はお前が好きだ。恋愛として、、」
凛「?!」
千冬「だから死んでほしくねぇ!」
凛「………」
千冬「務所から出てこれたら、、またプロポーズしてもいいか?」
凛「っ!うん!泣」
凛「今まで、、ごめんなさい泣」