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今回はリクエストのあった茜くんの花吐き病です!
下手です。泣く。
★★★★★
僕には好きな人がいる。ずっと前から好きで……その人を見るとドキドキしてしまう。だが、あの人は全然僕に振り向いてくれない。というか、振り向こうとしないし、興味も全然示してくれない。
そんな僕は、とある妙な病気にかかってしまった……。
★★★★★
それは、生徒会で仕事をしていた時だ。なんか、急に吐き気がしてきたのだ。
「ん、ちょっとトイレ行ってきます」
輝「おー、行ってらっしゃい」
と言い、僕はトイレに駆け込んだ。
★★★★
茜「ゴホッ、ゴホッ、カハッ」
何度も咳き込んで、出てきたのは……
茜「……え?花?」
なんと、吐き出していたのは小さい黄色い花だった。
嘘。嘘だ。体から、花が……?
え……。
混乱で頭がまわらない。
と、とりあえず……調べれば……!
と思い、スマホで「花を吐く病気」と調べてみる。
と、出てきたのは……。
「花吐き病?」
出てきた情報によると、片思いを拗らせすぎた人にかかる病気で、体に花が咲く病気だそうだ。
そして最後に両思いになると、白銀の百合を吐いたら、完治する……というのだ。
……なんなの、この病気……。
その日から、僕は何度も生徒会の途中にトイレに駆け込んだ。たくさんの花を吐いて、たくさんすすり泣いた。
「ゴホッ……おぇ……っ。」
苦しい。苦しいよ。
なんで……僕がこんなに花を吐かないといけないの?ねぇ……辛いよ……
「だれ、か……たす……け……」
??「蒼井?」
「……!」
僕は、元気の無い声で呟いた。
「かい、ちょ……、」
「どうして……ここに?」
輝「蒼井が何度もトイレに 駆け込んでるから!!さすがに心配するでしょ!!」
「……ありがとうございます……。」
輝「で、なんで吐いてたの?」
「……」
僕は、スマホを取りだし、「花を吐いてました」
と打ち込んだ。
その事を、会長は優しく受け入れてくれた。
辛かったね、って撫でてくれた。会長の手は暖かった。
……自然と涙が溢れてきた。
「会長……、好きです」
ついに言ってしまった。本当の気持ちを。
会長は、優しく微笑む。
輝「僕も……同じだから。」
優しく抱きしめてくれた。
「うれしぃ……。」
「吐いて、いい……?」
輝「うん、」
……そして、最後に吐き出した花は、
白銀の白百合だった。
下手くそっすね。なんかごめんね
コメント
2件
花子くんで殺人病みたいです