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拙い文章ですが、それでも良ければぜひ読んでください。
今回は少し短めです。
m「いってらっしゃい。」
w「!」
w「はいっ!!」
こちらに顔を向け、手を振るwkiさん。
あぁ、ダメだ。
可愛いな
感じてはいけない感情だって事はわかってる。
だけど、どう足掻いても頭の片隅に、いや、ど真ん中にそいつがいる。
m「いらっしゃいま…」
m「あ、wkiさん!」
w「こんにちは、!」
それから1日も経たずにwkiさんは帰ってきた。
m「今日はどうしましたか?」
w「あ、えと、お礼…を言いたくて、!」
m「お、お礼?」
今まで色々なお客様と出会ったが、改めてお礼を言いに来るお客様は初めてだ。
きっと純粋なんだろう。
少し耳を赤くし、重たい前髪で表情を隠す。
今日ここに来るまでの間、もしかしたら僕のことを考えてくれていたのかなと思うと
身体が宙に浮くように嬉しくなる。
w「はい、無事に彼女に渡す事が出来ました…!」
m「それはそれは!」
m「喜んでいましたか?」
w「それが、なんていうか…」
m「?」
彼女さんの反応を聞いてみると、
どうやら嫌がりはしなかったが、喜びもしなかったらしい。
wkiさんが花束を渡した時、彼女さんは、一瞬驚いた顔をしたが
「ありがとう」
と一言感謝を述べ、そのまま足早に解散したのだとか。
m「それは…喜んでいるのでしょうか…。」
w「わからないです、けど、渡すことは出来ました!!」
w「多分、店員さんがつくってくれたおかげですね!!」
m「そんな事は…まぁ、自信作ですしね。」
w「すっごい綺麗でしたよ!」
w「そのまま俺が貰いたかったくらい!」
m「本当ですか?笑」
w「はい!」
褒め上手なwkiさんに散々褒められ、少し調子に乗ってしまう。
なんだか前より仲良くなれた気がしてそれも心地良い。
他にも色んな会話をして、数十分したらwkiさんは
「何も買わないのは申し訳ないから」
という理由で何本かお花を買い、帰っていった。