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それから翼くんはハンバーグをお皿に盛り、備え付けのラップを手に取り、まさに子犬を撫でるかのように優しく丁寧にラップをかけた

僕は、レンジで温めたらご飯が炊きあがるパックを温め、ハンバーグはお皿に盛り、野菜は苦手だから…なし…。明日食べるもん。

一気に運べれないからおぼんないかな~と探していたらものの数分で見つかりご飯、ハンバーグと乗せていく

乗せていく時にわかったが、お味噌汁がないことに気づいた

作る?それとも作らない?それだと寂しいし…。でも、お腹すいたからいっか!と納得させ、部屋に運んだ

いつも見て思うけど、質素な部屋だなと。ベットに勉強机の立ったそれだけ

確かに、学校生活では必要ないかもしれないけどさ~飾るものが欲しいよね…。って言ったってなんも無いし

それより!ご飯ご飯!と思ったがこんな質素な部屋にはご飯を食べられそうな机がなく、同じ机ではある勉強机で仕方なくご飯を食べることにした

1人で白米を一口ずつ丁寧に食べていく

ご飯を見ていると家族のことを思い出す

ゆずの家は父、母、僕、妹の4人家族。父は農家を、母は父のお手伝いを、妹は病弱であるが、元気で明るい。ゆずとは3つ離れているけど喧嘩は滅多にしない仲の良い兄妹だ

元気かな…。ご飯食べてるかな…

今年は何を収穫するんだろうが…

父と母は喧嘩してないだろうか…

妹は、体を壊していないだろうか…

心配事がどんどん頭の中を侵食していく

それを考えているうちに家族が笑っている顔が目に浮かぶ

そして、ゆずの頬に1粒の涙が流れる

家族に会いたい。ただそれだけ

ここ数日、精神的にも肉体的にも辛かった。運命の番、いじめ、友達。

そして、翼くんが同じ部屋にいるから、泣くことはなかったが、一人ぼっちになると、どうしても辛かった心が叫んでいる

今この瞬間は泣いていい。

だけど、僕を引き止めながらも必死に涙を堪えて旅出させてくれた家族に申し訳なく思えてきた

そして、涙と一緒に辛い思いがどんどん流されていき、両目を拭いた時には悲しい、辛い思いではなく、頑張らなくちゃという強い気持ちに変わった

いじめにも耐えてみせる

と覚悟を決めたゆずだったがさらなる試練が訪れる

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