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『 ねね、岩ちゃんはさ 』
「 おう 」
『 好きな人いるの?? 』
「 なんでそんな事きくんだよ 」
『 いいじゃんか! 答えてよ!! 』
「 んー、 いない…っていったら? 」
……え、 いないって? って、あ、何その顔… めっちゃ笑顔でからかってくるじゃんか…
『 ん ~ !そしたら、及川さんは女の子とk』
「 いる 」
え、 なに 早すぎてわかんなかった…
『 いるんだ ~! 誰々?? 』
「 ぜってぇ言わねぇ 」
『 ……そう、 』
「 お前はどーなんだよ 」
『 岩ちゃん以外いないでしょ 』
「 ……は、 」
岩ちゃんが珍しく照れてる… かわいい、写真撮りたい、本当に可愛い、
『 岩ちゃんは~? 』
「 及川 」
『 ~~!! 』
声にならなかった。だって今なんて言ったの?及川でしょ??俺の名前呼んだよね?!
「 なんだよ 」
『 岩ちゃん!付き合お!! 』
「 やだ、また行かないとか言うだろ 」
『 ちゃんと行くって!! 』
…岩ちゃんと付き合えれば、 だけど…
「 ……言ったな? 」
『 うん!! 』
「 じゃ、俺でよければ 」
『 !!岩ちゃん以外ありえない! 』
「 …おう 」
『 向こうついたら絶対毎日電話しようね 』
「 まだ、一ヶ月も先だろ 」
付き合えて、幸せ 。
このあと、 及川がまた離れたくないとただをこねることを誰も知らない。
うん、頑張ったかも??