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テラーノベルの小説コンテスト 第3回テノコン 2024年7月1日〜9月30日まで
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『 ねね、岩ちゃんはさ 』

「 おう 」

『 好きな人いるの?? 』

「 なんでそんな事きくんだよ 」

『 いいじゃんか! 答えてよ!! 』

「 んー、 いない…っていったら? 」

……え、 いないって? って、あ、何その顔… めっちゃ笑顔でからかってくるじゃんか…

『 ん ~ !そしたら、及川さんは女の子とk』

「 いる 」

え、 なに 早すぎてわかんなかった…

『 いるんだ ~! 誰々?? 』

「 ぜってぇ言わねぇ 」

『 ……そう、 』

「 お前はどーなんだよ 」

『 岩ちゃん以外いないでしょ 』

「 ……は、 」

岩ちゃんが珍しく照れてる… かわいい、写真撮りたい、本当に可愛い、

『 岩ちゃんは~? 』

「 及川 」

『 ~~!!  』

声にならなかった。だって今なんて言ったの?及川でしょ??俺の名前呼んだよね?!

「 なんだよ 」

『 岩ちゃん!付き合お!! 』

「 やだ、また行かないとか言うだろ 」

『 ちゃんと行くって!! 』

…岩ちゃんと付き合えれば、 だけど…

「 ……言ったな? 」

『 うん!! 』

「 じゃ、俺でよければ 」

『 !!岩ちゃん以外ありえない! 』

「 …おう 」

『 向こうついたら絶対毎日電話しようね 』

「 まだ、一ヶ月も先だろ 」


付き合えて、幸せ 。


このあと、 及川がまた離れたくないとただをこねることを誰も知らない。




うん、頑張ったかも??

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