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第四話 謝罪と暴走
jpに告白されてから、俺はしばらく心が落ち着かず、どこか上の空のままだった。
そんな時、
sv「よお、tt」
svさんが俺に声をかけてきた。
tt「ああsvさん。どした…」
sv「tt告白されたんだってねぇ?wしかも男の後輩に」
tt「………え?」
唐突に言われたことに俺はピシリと固まる。
tt「なんで…それを…」
sv「え?だって大学中で噂になってるよ?カフェでjpくんって子がttに公開告白したって」
tt「……え?」
sv「tt最近モテモテみたいな感じだよね〜wストーカーとかもあったし…」
tt「svさん…。そのストーカーやねんけど…」
sv「ん?」
tt「そいつが今日その公開告白してきたやつ…」
sv「……は?」
svさんが目を見開いて固まる。
sv「…え?ちょっと待って。あ〜…ごめん。多分聞き間違えたかも。もう一回言ってくんない?」
tt「今日俺に公開告白してきたやつが俺のストーカーやった」
sv「……」
svさんはしばらく目を瞬かせ、そして、
sv「ぶはっ…wあっははははははwww」
と、声を出して笑い始めた。
sv「なんだよそれw面白すぎでしょww」
tt「まったくもって面白くない…」
sv「あははははww」
俺のため息もよそに、svさんはゲラゲラ笑っている。
tt「なんでこうなんねん…!告白されるなら可愛い女の子がよかったぁ…!なんでストーカーの男やねんっ!!」
sv「いや〜どんまいw」
tt「しかも公開告白って…!」
sv「公開処刑だねw」
tt「ほんまにっ…!あいつだけは絶対許さんっ!!」
・・・
jp「先日は申し訳ございませんでした…」
tt「……」
俺の目の前には深々と土下座するjp、そして更に少し離れた位置にはニヤニヤしながらこちらの様子を見守るsvさん、神妙な面持ちのjpの友人と名乗る青年の姿があった。
jp「俺の身勝手な行動により、tt先輩に多大なるご迷惑をかけてしまい本当にすみません…」
tt「……」
謝罪内容はもちろん、この間のカフェでの後悔告白のこと。
あれから数日間、俺はずっと会う人会う人そのことをいじられ続け、正直心底苛立っていた。
tt「あの、さ…」
重い口を俺はなんとか開く。
tt「ストーカー行為といい公開告白といい…お前はどんだけ俺に迷惑をかければ気が済むん…?」
俺はつい冷たい言い方になってしまう。
しかしそれも無理はない。
だって俺はこの件でものすごく憔悴しているのだから。
告白の返事はどうしたのか、とか、もう付き合ってるのかなんて聞かれたり…、jpが無駄に顔がいいせいで、jpに好意を抱いていた女子から恨みがましげな視線を送られたり…。
とにかく面倒ごとが多かった。
jp「大変申し訳なく思っています…。反省してます…」
弱々しくjpは声を発する。
tt「…」
…別にjpに対して怒っているわけではない。
でも…どうもそう簡単にjpのことを許せそうにはなかった。
そしてついにこの絵面に耐えきれなくなったのか、ぷっと誰かが吹き出す声が聞こえてきた。
sv「くっ…wあははははwww」
案の定、svさんが腹を抱えて笑い出した。
tt「何笑ってんねん!!」
sv「いや、だって…w空気重すぎでしょ…w一周回って面白すぎるってww」
tt「おい!じゃあ笑ってないでこの空気をどうにかしろよっ!!」
sv「いや〜…そこは本人同士で話し合ってもらわないと…。俺たちみたいな第三者が口を出すのはちょっと…。ねえ、yaくん」
svさんは自身の隣に立つ青年にそう声をかける。
ya「本当にそう。ていうか俺、jpに引っ張られてここまで来ただけであって本来なら別に来たくなかったし」
彼はjpの友人で、yaくんというらしい。
jp「そんなこと言わないでよ〜…」
ya「だって事実だし。お前の恋愛事情に振り回されんのはもうこりごりなんだよ!!いつもいつも俺を巻き込みやがって…!」
jp「そ、そんなぁ…」
…どうやらyaくんは普段からjpに迷惑をかけられているらしい。
俺は少しyaくんに同情する。
ya「はあ…」
yaくんはため息をつきつつも俺に向き合う。
ya「ほんっとうちのバカが迷惑かけてすみません。このバカにはあとできつく言っておくんで今回は許してもらえませんか?」
yaくんはそのように俺に言ってくる。
tt「…」
俺はjpの様子を横目に見る。
jp「うぅ…」
jpはかなりしゅんとした様子で俯いている。
…まあかなり反省してはいそうだ。
tt「…わかった。今後一切ストーカー行為をしないって約束するなら許してやらんこともないかな」
ya「だってさ、jp」
jp「は、はいっ…!もうしませんっ!本当にすみませんでしたっ!!!///」
jpは再び土下座をする。
tt「い、いや…もうええよ…」
俺は呆れ気味にそう言う。
jp「あ、ありがとうございます…!//」
jpはまたそう言ってガバッと頭を下げる。
tt「あ、あはは…」
その勢いに俺はつい引き気味に乾いた笑い声を漏らす。
jp「あ、あのっ…!」
その時、jpが俺に向かって目線を下げつつも声をかけてくる。
tt「ん?」
jp「俺っ…!本気で先輩が好きなんですっ…!///だからっ…そのっ…//」
jpは顔を真っ赤にして、ぷるぷる震えながら声を張る。
jp「つつつっ、付き合ってくださいっ!!!////」
ya「こんの馬鹿やろぉぉぉ!!!」
次の瞬間、jpはyaくんによって思い切りぶん殴られる。
jp「ぐへぇ…!?」
ya「謝罪の場で告白するバカがどこにいんだよ!!お前はほんとタイミングが悪すぎる!!!不謹慎にも程があるぞ!?」
jp「ゔっ…」
ya「tt先輩、ほんっとうにすみません!!このバカはすぐに回収させていただきますんで」
そう言ってyaくんはjpをずるずる引きずって去っていった。
tt「……」
取り残された俺は呆然とその後ろ姿を見送る。
sv「…ふっw」
svさんが俺の顔を顔を覗き込み、くすりと笑う。
sv「tt、大丈夫そ?w」
tt「っ…!///」
火照った顔を必死に隠そうと俺はふいとそっぽを向くのだった。
続く
#じゃぱのあ
ゆき
20,156
るるぅ⚡️🌷
1,402
コメント
6件
腹筋死ぬつて
……最高だ……ありがとう
頬が火照ってますね、これ。 はよ付き合ってくれぇーー! ワチャワチャしてる感じ、めっちゃ好きです✨️