続きです!
第3話「魅力的な誘い」
h「ねえsvさん。」
s「ん?」
h「jpさんとさ…別れちゃえば?」
s「え…?」
唐突の提案に、驚きを隠せない。
s「なんで…?」
h「だってさ、jpさん、svさんに悪いことしてくるんだよね?
なら、別れた方がいいよ。絶対。」
確かに、jpさんは俺によくない態度をとる時もある。
でも、少し時間が経てば必ず謝ってくれるし。
優しいところだって、沢山ある。
s「んー….」
s「まあそうだよね」
h「怖かったら、俺もついていってあげるからさ。」
そう言って、優しく俺の手を握ってくれるhrくんは、優しい笑顔を浮かべていた。
s「ありがとう。そうしてくれると、ありがたいかな」
h「うん。沢山役に立たせてね。」
やっぱり優しい。
この人のことが、好きなんだろうか。俺は。
s「あ、あのさ」
h「どうしたの?」
s「やっぱりhrくんって、彼女とかいる…よね」
h「いないよ、笑
高校の時は男子校だったし、 女性との関わりなくてね〜」
s「へ〜…そうなんだ」
h「なんでそんなこと聞くの?笑」
s「えっ? あ、ああ、えーと、なんとなく気になったって言うか、その」
自分の動揺っぷりに自分でも驚く。
何を動揺してるんだ、俺は
h「そっかそっか」
ニコニコ笑う彼を見て、心が忙しなく動いている。
でも、こんな気持ちになるのはよくない、と自分でもわかっている。
彼氏がいるのに、こんなのって…
s「hrくん、今日はありがとうね。」
h「こちらこそ。楽しかったよ」
h「また手を貸すことがあったら、呼んでね」
s「うん。ありがとう。 」
hrくんが家まで送ってくれて良かった。
そろそろ暗くなってきたし。
j「あ….svさん」
s「jpさん…」
j「あ、あのさ、今日、ごめん。」
この瞬間、今だけは、jpさんのことがどうしようもなく好きになる。
でも、昔よりはこの気持ちにも冷めてきた。
s「い、いいよ。大丈夫。」
やっぱりhrくんの言う様に、jpさんとは別れた方が…
j「あのさ、俺_」
ピーンポーン
jpさんの言葉を遮る様にして、
玄関のチャイムが鳴る。
s「あ、でるね」
s「それで、えっと…
何か言いかけてたよね、?」
j「あ、えっと…やっぱり、なんでもない」
s「…そっか」
ぎこちない会話。
なんとなく感じる疲労感。
hrくんとだったら、こんなことはないのに…
本作は短編にしようと思ってるので
あんまり長くないと思います!
6話前後で終われたら理想だな〜と言う感じです。
本日もご一読ありがとうございました!
ではまた!
コメント
4件
🦖彡なんて言おうとしたんだ…… いつか言うのかな、きになる〜、!