はい。新シリーズです。飽きたらやめます。
では
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赤い空。オレンジ色の半球体。風が吹くごとに揺れる大きな黒い毛布。日常でよく見る光景、部活で汗を流し、帰る場所へ帰る時に見る景色。それは何事にも変え難いものだ。
日向は相棒である影山に声をかける。
ふと気がつくと真っ白な雪のようなものが積もり、家具や食品、服などが散乱している場所にいた。雪のようなものは冷たくなく、火山灰のようなフサフサした感触だ。不自然にも木や草が生えていたり、少し遠くを見ると崖のようになっている。
下の底は見えない。
日向はまだ覚めきっていない頭と体を起こす。段々と眠気や怠さが消え、鮮明に一面、白い景色を見渡す。
「…んン…?ぁ…れ…俺、影山と帰ってて………て、ここどこ?!なにこの真っ白なとこっ⁈俺さっきまでなにしてたんだっけ…?」
重い体を起こす。混乱しつつ周りを見る。ふと、一際目立つ建物を見つける。ごく普通の宿だ。
「こんなとこに建物……影山達もいるかな…」
日向は仲間がいることを信じて宿に向かう日向。だけど、少し懐かしいと感じるのは何故だろう。
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続く見込みはないけど。ハート多かったらします。
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