えーちゃんからのリク(?)です!
【 夢を捨て生き今を視る 】
※このお話の中での<障害>は障害物競走とかの方の<障害>です※
Dz「」 Bn『』 Qn[] Or〈〉 Mn〖〗
─ Dz side ─
僕ら *5人* はいつも一緒に居る
もちろん、一緒に暮らしてもいる。
何故ならば、お互いの欠点が大きすぎるから。
お互いに普通の人にはない障害を持っている。
僕は目が見えないし、
たった1人の相棒のBnさんは耳が聞こえない、
皆に頼られてるQnは鼻が使えない、
Qnはどうやらあともう1つ呪縛があるらしいけれど
僕らには教えてくれない
皆のムードメーカーのOrは味が分からないし
いつも博識でその知識には驚かされるMnも
痛みとかの感覚がないらしい
つまり僕らはそれぞれ五感を失ってる、って訳
僕らは僕らを補う為に一緒に暮らしてるの
…でも、最近皆が変なんだよね…
「皆〜?」
[どうしました?]
「あ、この声Qn、?」
[はい、Qnです ]
「…Qnってさ、」
[あの事なら話しませんよ、?]
「流石、一緒に住んでるだけあるね、w」
「そう、あの事だよ、」
[…俺は言うつもりはありません、]
[5人の中で1番頼れるのは俺なのに、]
[1番フツウなのは俺なのに、]
[その俺にきつい呪縛がある、と知ったら?]
[皆俺を心配し始める]
[みんな俺に気を使う]
[何故なら«ずっと一人で頑張ってきたから» ]
[そうですよね?]
[…目に見えてる未来だからこそ避けるんです]
[分かってるから逃げるんです]
「…Qnが何を持ってるのかは知らない、」
「でもね、気負いしすぎだと思うよ」
[…]
「少し外の風でも浴びてきな、」
[…じゃあそうします、]
そうQnは言うと、歩いていく音がした
〖…Qn、大丈夫すかね、〗
「え、Mn!?」
〈ね、ほんと、〉
「Orも…」
「聞いてたんですか、?」
〈はい、最初から、〉
〖俺も最初から、〗
「Qn気付いてるの、?w」
〖気付いてると思いますよ?〗
OrMnの明るい声、
姿は見た事がないけれど、
その声に何度救われたことか
「…Bnさんは今何処に、?」
〖紙に書いて現状説明したら外行きましたよ〗
〈Bnさん喋ればするからQnに話しかけ行ったんやない?〉
確かにBnさんならやりそうな事だ、
『…Dzさん、Qnが戻ってきましたよ、』
『俺はまた別の部屋行くんで、』
『じゃ、こr[OrとMnも行って、]
〈えっ、…?〉
[ *見えない* Dzさんだけに話したい事なの]
[…だから、出ていって、]
〖…結局リーダーさんですかっ、!〗
〖ナカマの俺等は後回し、って事ね、〗
〖へいへい分かりましたよ、っ!〗
〖ほら、Or、行くぞ〗
〈えっ、あ、ちょっ…!!〉
Orが困ったような声色をしてから、
3種類のテンポの違う足音が離れていった
少しの沈黙の後、Qnが言葉を発した
[Dzさん、今此処には俺と貴方しか居ないです]
[…俺、外の風浴びてきましたよ、 ]
[少し頭が冷えました]
「…それは良かった、」
「僕ね、皆の顔、姿が見てみたいんだ」
[えっ…?]
「ほら僕、失明してから皆に会ったでしょ?」
「だから、みんなの姿知らないの」
「…Bnさんの瞳はどんな感じなの?」
[…ッ、綺麗なアメジストですよ、ッ]
「…そっか、」
「いつか見てみたいな〜」
「Qnの綺麗なペリドットの瞳も見てみたい、」
[…ッ!?]
[…誰から、聞いたんですか、?]
「目が良いBnさんからだよ」
[…俺からのヒント、]
[言ってもいいですか、?]
「良いけど…なんで?」
[気分です。]
[但し、口外禁止ですよ、]
[絶対にあの3人に言わないで下さい]
「…わかった、」
[じゃあ…]
[…Dzさんは、目が見えない代わりに
耳がいいじゃないですか]
「うん、そうだね、」
[Bnさんも、耳が聴こえない代わりに
目が他の人よりも良い]
「…うん、そうだね、」
[俺は、耳が良いです。]
[……これがヒントです]
「それがっ!?」
[はい、これだけです]
「ほんとに当てさせる気ないんだね…w」
[まぁ…]
「…Qnの瞳は、綺麗なペリドットなんでしょう?」
[…分かりません、]
[俺、幼少期の頃から地下室で暮らしてて]
[地下室に鏡なんてなかったから、]
[自分の瞳をじっくり見た事がないんです]
[Dzさんは知らないかもですが、]
[この家にも鏡はあんまりないんです]
「そうなの、?」
[…でも、俺は分かります、]
[俺のこの目は綺麗じゃない、]
[Bnさんのように宝石みたいじゃない]
[そう、自分で確信できるんです]
「Bnさんが言っていたのに?」
[Bnさん、Or、Mnの3人が言っていたとしても]
[俺の目は皆ほど綺麗ではありません]
[何故なら、██だから、ッ]
Qnが最後に言った言葉は分からなかった
耳の良い僕でも、聞き取れなかった
僕が分からないほどの小声で言ったのか、
はたまた、
聞き取らせる気がなかったのか
かける言葉も見当たらず、
其処で会話は終了した
あの3人が来る事もなかった。
第2話、
To Be Continued______
コメント
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この題名、あんましっくり来てない
う"ぁ" 好きすぎるッ!!! 俺が望んでたそれだわっ?! もう神ってるわ✨️