星羅said
『お~、』
芦「ええじゃん!」
麗「素敵ぃ〜!」
瀬呂くんの部屋に入った私たちは、思わず歓声を上げた
めちゃくちゃオシャレ!!
瀬呂くんの意外な一面だ
耳「瀬呂、こういうのこだわる奴だったんだ」
『すごくオシャレだね!』
瀬「ギャップの男、瀬呂くんだよ〜」
当の本人は、満更でもなさそう
えっと、次の部屋は確か、、、
葉「次次!」
八「次は轟さんですわね」
轟くんか、、
当の本人は、結構どうでもよさげな顔している
轟「さっさと済ましてくれ。ねみぃ」
轟くんが言いながら、ドアを開ける
その部屋の中を見た瞬間、全員が固まった
瀬「和室だ!」
芦「和室だ!」
上「造りが違くね!」
『素敵、、、』
私は、そう呟いた
轟「実家が日本家屋だからよ。フローリングは落ち着かねぇ」
上「理由はいいわ!」
峰「当日即リフォームってどうやったんだお前!」
轟「、、、頑張った」
もっと言うことあると思うけど、、、
上「なんだよコイツ、」
『でも、私の実家も日本家屋だからその気持ちわかるなぁ。寝やすいよね』
轟「寝にくるか?」
『え?』
上「おいっ、轟!それはさすがにアウトだ!」
轟「ダメなのか?」
『え、えーと。その、』
切「次行こうぜ!次!」
なんとか、みんなが助けてくれた
次って、砂糖くんの部屋だよね
芦「んじゃ次!男子最後は〜?」
砂「、、、俺」
砂糖くんの部屋は、至ってシンプル
砂「まあ、つまんねぇ部屋だよ」
切「轟の後は誰でも同じだぜ」
轟くんの部屋は、結構衝撃だったみたい
『ねぇ、砂糖くん。なにかいい香りがするけど、なにかやってたの?』
砂「あーいけねぇ忘れてた!だいぶ早く片付いたんでよ、シフォンケーキ焼いてたんだ。みんな食うかと思ってよ」
え、シフォンケーキ?
すごい!
砂「ホイップがあるともっと美味いんだが、食う?」
その言葉に、女子たちがくいついた
「食う〜!」と声を上げて、我先にとシフォンケーキの元へ駆け寄っていく
上\峰「模範的意外な一面かよ!」
二人のツッコミを無視して、私たちはシフォンケーキを堪能する
麗「あんまぁい!ふわふわ!」
葉「ボーノボーノ!」
『おいひぃ!』
芦「瀬呂のギャップを軽く凌駕した!」
耳「うんうん」
八「素敵なご趣味をお持ちですのね砂糖さん。今度私の紅茶と合わせてみません?」
私たち女子は、大絶賛
本当に美味しい!
砂「おぉ〜、こんなに反応されるとは。まあ個性の訓練がてら作ったりすんだよ。甘いもん買うと高けぇし」
砂糖くんは照れたように笑った
砂「よかったら、みんなも食ってくれよ。あんまり余っても困るしさ」
上「いっただきま~す!」
上鳴くんを先頭に、他の男子たちもぞろぞろとシフォンケーキを堪能し始める
誰もがそれを食べたあと、口を緩めたのだった
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