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さらに数日後
桜「ふぁ~」
桜(ねむ…)
ドン
道「うおっ」
桜「あ、ごめんなさ、い…」
桜「あんたもう自由に動いていいの?」
道「ん、まだ任務には行けないけどな」
桜「…本当に回復早すぎじゃない??結構傷深かったはずだけど…」
道「まあな」
2人「…」
桜「な、なに?」
道「傷はもう治ったぞ」
桜「え、うん?」
道「っ~」
道「お前から言ったんだろ!傷が治ったら一緒に出掛けるって!」
桜「…なに?そんなに私と出かけたかったの?」
桜(うそ、覚えててくれたの嬉しすぎる…!)
道「は!?//んなわけねぇだろ!//」
桜「じゃあ無しにする?」
道「な、なんでだよ」
桜「私と出かけたいわけじゃないんでしょ?じゃあ病み上がりだしまだ大人しくしてた方がいいんじゃない?」
道「っだぁ!もう!出かけたい!そのために早く治した!」
道「これでいいかよ…//」
桜(え、なにそれ)
桜「っ//」
道「は、なんでお前が照れるんだよ」
桜「っ顔見ないで//」
桜(好きって自覚したとたん変に意識しちゃう…///)
道「それで、いつ行くんだよ」
桜「あ、えと、明日とか?」
道「ん、分かった」
道「それじゃ」
道満が部屋に戻る
桜「っはぁ~~」(その場に座り込む
朱「お、桜ちゃん」
桜「朱雀…」
朱「朝からお疲れだね~」
桜「明日道満と出かけることになたの…どうしよう」
朱「?なにか問題があるの?」
桜「いや、そういうわけじゃないけど…」
桜「もしかしたら脈ありかもしれないの」
朱「え!?よかったじゃん!おめでとう!」
桜「うん、ありがとう」
桜「まだ確定したわけじゃないけどね」
朱「でもいいじゃん」
桜「うん!」
桜「よし!明日は気合入れて準備するぞー!」
朱「僕も手伝うよ」
朱(きっと桜ちゃんと結ばれるのは蘆屋殿だ、僕じゃない)
朱(2人とも両想いだし、そっちの方がいい)
桜「ありがと!」
朱「…うん笑」
朱(でも桜ちゃんの笑顔を見るたびに諦めたく無くなっちゃうや)
桜「朱雀?どうかした?」(顔を覗き込む
朱「っ!な、なんでもないよ!大丈夫!//」
桜「そう?顔赤いけど…」(朱雀の頬に触れる
朱「っ~///」
朱「ごめん!僕もう仕事に戻らなきゃ!//」
朱「またね!」
桜「あ…いっちゃった」
桜「大丈夫かな?」
次の日
桜「ん…ふぁ~」
桜(今日は道満と出かける日!おしゃれしよ!)
桜「~♪」
数十分後
朱「桜ちゃんおはよ~」
朱「!」
桜「あ、朱雀!おはよう」←化粧をした
朱「それ、自分でやったの?」
桜「え?うん…もしかしてどこかおかしかった!?」
朱「え!?違うよ!もっと可愛くなってるからびっくりしたんだよ!」
桜「本当?よかったぁ…」
桜「これで少しは道満もドキッとしてくれるかな?」
朱「きっとしてくれるよ!でも気をつけてね?桜ちゃんすっごく可愛いからまたなんかされるかもしれないし!」
桜「あははっありがとう気を付けるね」
桜「あとは着物着るだけ~」
朱「あ、じゃあ僕はいったん外出てるね!」
桜「うん!あ、でも帯まくの手伝ってくれない?」
朱「わかった!その時は呼んで!」
桜「はーい」
パタン
朱「…」
朱(やばいどうしよう桜ちゃんがめっちゃ可愛い)
朱(誰にも見せたくないって思っちゃう)
朱(でも桜ちゃんは蘆屋殿のために頑張ってるんだもんな…)
朱「っ」
桜「朱雀~お願い~」
朱「あ、はーい!」
桜「そこに置いてある帯を巻いてほしいの」
朱「りょーかい!」
シュル…
朱「苦しくない?」
桜「うん大丈夫」
朱「そういえばやっぱり今日は簪着けていかないんだ?」
桜「ん~悩んだんだけど前に嫉妬されちゃったからね笑」
桜「今回で落としてやろうって気持ちで行くから今日は着けずに行こうかなって」
朱「そっか」
桜「あ!でもちゃんと使わせてもらうよ?あの簪すっごく気に入ってるし!」
朱「あははっそれならよかった笑」
朱「ん、よしできた」
桜「ありがとう!」
朱「桜ちゃんがさらに可愛くなっちゃったよぉ」
桜「これなら道満も落とせるかな?」
朱「きっと落とせるよ!」
朱「ていうか僕でよかったの?着付けなら白虎ちゃんの方がよかったんじゃない?」
桜「ううん、朱雀が良かったの」
朱「!」
桜「いろいろ話したかったから笑ごめんね?朱雀も忙しいのに」
朱「大丈夫だよ!桜ちゃんのためだもん!」
朱(僕のことを好きになってくれないならせめて早く蘆屋殿と…)
晴「桜さん朝食の準備ができたよ」
桜「あ、はい!今行きます!」
ガラ
晴「おや、朱雀と二人…」
晴「道満が嫉妬してしまうよ」
桜「へ!?着付けを手伝ってもらってただけですよ!?」
晴「そう?」(朱雀の方を見る
朱「何も変なことはしてないよ~ただ話してただけ!」
朱「だよね?」
桜「?うん」
晴「まあとりあえず朝食を食べに行こう」
桜「はい!」
桜「~♪」
ガラ
晴「道満おまたせ」
道「ん」
桜「おはよう」
道「おー…!?」
桜「え、なに?そんなに目見開いて」
道「あ、いや、なんでもない」
桜「隣座るわよ」
道「…」
桜「なによ、そんなにこっち見て」
桜(さすがに化粧濃かったかな…?)
朱「もしかして桜ちゃんに見惚れちゃった?」
道「は!?ちげぇよ!//」
道「ただ化粧してんの珍しいと思っただけだ!//」
桜「そういえばあんた私と出かけたいから早く傷治したって言ってたわよね」
朱「え!?蘆屋殿そんなこと言ってたの!?」
道「んなっあれは勢いで…!///」
桜「へえ?否定はしないのね」
道「っ~~!///」
道「っだぁ!もう!早く食って出かけるぞ!」
桜「ふふっはいはい笑」
道「!」