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⚠️第一次我々だ!⚠️
BLあり/Hシーンなし/恋愛系
マブダチ組 キャラ崩壊あり
h表現あり⭕️(ヤってる表現はあっても喘ぎは入ってません。)
ロボロ視点
夜のベランダ。街の灯りが遠くに揺れ、静かな風が二人を包む。
シャオロンは片手にタバコを持ち、ゆっくりと煙を立ち上らせている。
「……月、綺麗ですね」
俺は少し緊張しながら呟く。
言葉の意味はわかっている――愛しています、という意味。
シャオロンはふっと笑い、煙を揺らしながら返す。
「……死んでもいいわ」
その言葉に、少し息を呑みシャオロンの横顔から視線をそらせない。
シャオロンが告白を受け入れ、賛成してくれたのだと理解する。
次の瞬間、シャオロンは意地悪そうにタバコの煙を俺に向けて向かってふわりと吹きかける。
俺は少し咽せふとこの流れ的に意味があるのでは?と考えスマホで調べる。
月の言葉の意味は知っている。
……煙の意味は……?
「男色(男性間の同性愛)への誘い」…らしい……。
あっているのであればこの煙の意図は多分夜のお誘い。
「……シャオロン、家ん中入ろか」
低く呟くと、シャオロンはふっと嬉しそうに笑う。
ひと足先に家の中に入ったロボロに子犬みたいに着いていく。
ロボロはベッドに座りシャオロンも座るとシャオロンを押し倒しキスをする。
シャオロンは物足りなさそうに口を開く。
ディープキスをしてやると俺の下で可愛く鳴いている。
いつも煽ったりしてくる奴が今俺に従ってると思うととても興奮する。
ローションで一旦慣らしてガバガバになってきた頃、
ゴムを付けようとしたらシャオロンがトロッとした顔をしてゴムしないでと言ってきたのだ
ただでさえ我慢していたのに理性が機能しなくなりそうだ。
二人の間に甘い空気が漂う。
月明かりと夜風が、二人の心理的距離を絶妙に照らしていた。