テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
戦闘民族のネルデと肉弾戦極振りのラムを師事しているリヨウ。両者押して押されての戦闘を繰り広げていた。
合間合間に人器を使って戦っているがそれでも両者一歩も引かず辺りの物を破壊しながら奥に進んでいく。
だが、その時は訪れた。
「ハァ…ハァ…」
「…子猫ではなかったな。だが、猫ちゃんの範囲内だな。あの大柄な女ならこうはならなかった」
「あのさ…あんたらラムさん狙ってんの?」
「ああ。アッシは知らないがアレは元々こちらのだったらしい。それを取り返すとボスは言っていた」
「そっか………なぁ、ここってどんだけ助け呼んでも聞こえないの?」
「無駄だ。もう逃げられないぞ」
「聞こえないか…そっか…」
そう言うとリヨウは懐からある物を取り出した。
それを見たネルデは表情を固まらせたまま突然地面に伏せてしまった。
「お前ッ…お前がなぜそんな物…」
「あの人たちに禁止されてんの “人殺し”」
リヨウの手には一丁の銃が握られていた。ネルデはこれで肩と足を負傷させられたのだ。
「頑張って殺さないようにしたんだよ?でもあんた強いからついコレ使っちゃった。さっさと終わらせてみんなのとこ行かないと行けないしね」
リヨウはネルデの上に乗り上げ銃を額に突きつけた。
「良かったね。あたしにあの人たちの首輪がついてて。だから生きられてんだよあんた。でも、もし、あんたがラムさんと当たってたら…あんたはほぼ100%ここで死んでる」
「は」
「あの人はね中途半端なことは嫌いなんだよ。でも中途半端に生かす事も殺す事もしない。生かすか殺すか、あの人の中であの人の判断で相手の今後が決まる」
「(それほどまでにヤバい女をボスは…)」
「言いつけ通りに急所は外してあるからマンホールの子に助けてもらいなよ。あ、他の仲間の場所、知ってる?」
掃除屋のことを勝手に《白》と思っていたネルデであったが《黒》が混ざっていたことに驚きを隠せないでいた。
「場所はボスとマンホールの子だけかぁ…このパイプ?が血管みたく繋がってるらしいけど探すの大変そぉ〜」
リヨウは動きやすい格好に着替えるとどのパイプに進もうか考え始めた。
時間と場所は戻り、ザンカがジャバーにやられた頃
「おま何!?」
リヨウはキッチリ4発、ジャバーに撃ち込みジャバーを再起不能にした。
「あんたはしぶといから死ぬことはないでしょ!!」
気絶してるジャバーの向こう側にザンカが倒れてるのを見つけると近付いて起こそうと試みたが断念した。
「なんか毒食らったっぽいねぇ…ラムさんから貰った万能解毒剤(仮)効くかなぁ?打っとくかぁ」
万能解毒剤(仮)の副作用としてしばらくブツが不能になることは知らないリヨウはザンカを担ぎ次の仲間の元へと向かった。
1,597
#ゆ め し ょ ~ せ つ