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#ゆ め し ょ ~ せ つ
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またまた場所は変わりラムレザルとルドが取り残された場所に戻る。
マンホールの子…クトーニはゾディルに何かを伝えると2人の方を見た。
「タフだろ?うちの仲間は」
「思っていたよりタフで驚いたよラム」
「何せワタシが1から育て上げた人材だ。このぐらいで死ぬならワタシが殺す。ルド、おいで」
固まったままのルドを抱え上げた瞬間、ラムレザルの下にマンホールが出現した。
そのまま下に落とされ、地面に着地をすると辺りを見渡すラムレザル
「(不気味な程に静か…こりゃ連絡は取れなさそうだな)」
「テメェらあ!!あっちこっち落としやがって!!ここがなんなのかここに来た理由も目的もなにもかもがハッキリしてねんだよ!!クソが!!!ぶっ飛ばすぞ!!」
ぎゃんぎゃん騒ぐルドにラムレザルはゲンコツを落とした。
「い”ッッ!!?」
「騒ぎたい気持ちもわかるが少し静かにしろ。」
「ラムの言う通りだ。口汚く騒がないと落ち着けないのかお前は。それに俺は一度提示した “共に天界を落とさないか?” と。ラムお前の部下は頭が足りてないのか?」
「おいおいw馬鹿にするのはよしてくれ。そらに部下じゃねぇワタシの可愛い息子だ。しっかしお前ら絶望的に反りが合わないな」
「あいつ嫌いだ!!」
「こっちも、もっとクールな天界人に落ちてきてほしかったよ」
「無茶言うなよ」
ふと、横を向くとラムレザルは心臓のような物を見つけた。
「心臓…」
「ラム?」
ラムレザルは心臓に近づきそっと触れてみる。
すると、ラムレザルの人器を奪おうと触手が伸びてきたがそれを引きちぎるラムレザル。
「はっはぁ〜ん。分かったぞゾディル。お前まだそんなもん作ろうとしてたんだな」
「作る…?」
「…」
「ルド、こいつはな番人シリーズを作ろうとしてたんだよ。ルドの “グローブ” ゾディルの “コート” アモの “靴” 。前に話したろ?年季が入れば入るほど人器は強くなる。でもこのシリーズは年季が違うのさ。中にあるエネルギーは計り知れない。」
地割れのような音がする中、ラムレザルはその心臓に触れたまま自身の考察を話し続ける。
「コレの元の持ち主は相当強い思念か何かを持っていた。ゾディルではその思念を超えることは出来ず、シリーズをつくることは叶わなかった。が、その過程で全く別の物を生み出したんだろ?」
全く別の物とは人器を動力とした斑獣もどきのことであった。
「これは全くの憶測なんだが…ゾディル。ワタシらが乗ってるコレ、斑獣か?」
「…飛ぶよ。ラム」