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tn視点
目が覚めた
体を動かそうとしても何故か動かない
麻痺系の薬だろうか?
冷静になっていくにつれて、現状を把握する
どうやら手は上にあげられて、鎖で繋がれているようだ
隣には、ゾム
tn「ゾム、起きろ」
声をかける
zm「ん、、、」
少しして目が覚めたようだ
初めは、虚ろな目だったものの、はっきりとしてきた
そして、理解したようだった
さすがとしか言いようがないな
扉の開く音がした
科学者「おや、目が覚めたようですね」
入ってきたのは白衣を着た男
科学者「実はですね、あなた達にこれを注射するよう言われたんです」
そう言って見せてきたのは2つの注射器
科学者「どちらか、1つは睡眠薬、もう1つは記憶を消すものです」
は?
記憶を消す?
tn「どういうことや?」
zm「普通は両方一緒とかちゃうんか?」
それぞれの疑問を口にする
科学者「実は、記憶を消す薬は今、1つしかなくて、仕方なく、片方はお返しするということです」
科学者「さて、どちらを選びますか?」
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