テラーノベル
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桃黄
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黄side
最近は寝れない日が続いてる
みんな僕を信じて曲の作詞を任してくれてる
その期待に応えるためにも僕は徹夜で頑張る
今日もエナドリを5本
やっと集中ができそうになると1本の電話があった
やっと集中できそうだったのに と心の中で文句を言いながら電話にでると暗い声をした紫くんだった
紫「ねぇ、なにやってんの?」
「今日大事な会議だよね。早く来て」
それだけ言いすぐに切られてしまった
頭の中がパニックになりながら急いで準備をする
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桃side
今日は大事な会議の日だ
それなのに黄だけが来ない
最近遅刻も多かった
さすがの紫くんも許せなかったぽくて、、、
黄「すみません、!」
いきなりドアが空いたと思えば顔は真っ赤で息切れしている黄が入ってきた
紫「早くして、」
黄「はい、」
そのまま気まずい状態で会議は始まった
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黄side
会議には当たり前に遅刻してしまった
みんなが意見を沢山出している
僕はそれに追いつくのに必死で自分の意見も言えなかった
そのまま時間が経ちメンバーの機嫌も治っていた
紫「黄ちゃんごめんね、強く言いすぎた」
黄「あぁ、全然大丈夫です。それでは」
そういい家に帰った
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桃side
黄が家に帰ったあとメンバーの青が口を開いた
青「黄くん寝てないよね?」
赤「それ俺も思った!隈が酷かったもん」
紫「俺最低なこと言ったかも、、」
橙「まぁ今回はお互い様ちゃう?」
その後も話は続いたが次会った時に聞いてみるってことになった
2日後黄から連絡がきた
そこには
「おわった」
ただそれだけの文字があった
でも嫌な予感がしたから俺はすぐに黄の家に向かった
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黄side
頼まれてたことがようやく終わった
もう体も心もボロボロ
自分でもわかるくらいだ
誰でもいい。褒めてほしい。抱きしめてほしい。
その一心で1番上にいた人に連絡をした
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桃side
インターホンを押しても出てこなかったから仕方なく合鍵を使って家に入るとなんとも言えない雰囲気で
鉄のような匂いと机にはからになった薬の瓶が置いてあった
桃「黄、!」
黄「あぁ、え」
部屋に入ると空になったエナドリが床にちらばっていて
おまけに血のついたティッシュも落ちていた
黄「ももく、おしごとおわった、」
「いいこ、?」
とても寂しそうな目をして訴えてくる
桃「うん、めっちゃいい子」
「よく頑張ったな 」
そういい黄を抱きしめると糸が切れたかのように泣き出した
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黄side
桃くんが家に来てくれた
家が汚くて引かれただろう
でもとにかくほめてほしかった
「いいこ、?」
そう聞くと、いい子、頑張った
って言って抱きしめてくれた
だから我慢できなくて泣いちゃったんだ
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桃side
俺は状況は理解した
過去にも同じようなことがあったからだ
桃「頑張った頑張った」
「黄はみんなの見えないところで支えてくれるもんなー、 」
「今日みんな心配してたよ?」
黄「してなぁい、僕遅刻したもん、グスッ」
「悪い子だから必要とされないグスッ」
「お願いだから捨てないでぇ、ポロポロ 」
桃「誰も黄を捨てない。 」
「みんなが黄を嫌っても俺は絶対に嫌わない」
「まあ、黄を嫌うやつなんて居ないけどな、笑」
落ち着いてきた黄が口を開いた
黄「ぼく、ずっとおしごとやってたの、」
「つらかった、からだ、きずつけちゃった、」
「でもちゃんとさいごまでやったの、」
「だからほめてほしかったし、だきしめてほしかった、」
俺は黄の本音を聞いて
すぐに抱きしめた
桃「そんなこといつでもやってやるよ」
「家でも家じゃなくても」
「ほんとに頑張ってくれてるありがと」
「俺、黄の作った曲大好きだから 」
「だからこそまた頼んじゃうかもしれない」
「その時はメンバーで助け合お、?」
黄「ん、、たすける、」
「ぼく、みんなのことすきだから」
桃「そうだな、俺も大好き 」
今日あったことをメンバーに話し
結果は心を優先するために活動休止ということになった
戻ってきたらまた1からのスタートになるかもしれない
それでも俺たちは助け合って前に進んでいく未来を目指していく
大好きなメンバーのためにも大好きなリスナーさんのためにもこれからも全力で取り組んでいく
神様
どうかメンバーが辛い思いをしない未来にしてください
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没
意味不
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コメント
1件
今回のお話もすごく好きです> <