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初夏の暑い日、僕は瞼を上げた。
小さなルーティーンの一つ、それは菊池風磨の曲を聴きながら朝の支度を済ますことだ。
ノリノリになって朝の支度どころじゃないけど…
だけどそんな僕にも、最近悩みがある。
菊池風磨の顔や色気がある甘い歌声を聴くと、何故か奥が疼く。だから一人で何度も何度もシている。
一人だと満足できなくて、物足りない。
その事を僕の昔からのマブ、若井滉斗に相談することにした。
「ーーーーーってことでさ…どうしたらいいと思うかなぁ…」
「…え、俺も最近性欲抑えられないの。もうニコイチじゃん!!」
こっちは至って真剣に相談してるのにニコイチとやら変なことを言われて僕は少し腹が立つ。
「…、いや、お前それ全部涼ちゃんに発散してるだろ。」
「…げっ、なんで知ってんの?!」
涼ちゃんと言うのは、僕の友達、そして若井の恋人の藤澤涼架。
よく僕と涼ちゃんで遊んでいて、その時度々話題に出される、ていうか僕が出してる。
それは若井の性欲の強さと言う話題で、若井が知らない所でイジってる。
「いや、涼ちゃんとこの前遊んだ時に、若井のせいで腰が痛いって嘆いてたよ?」
「…もっとって言ってくるのあっちの方だし、俺悪くなーい」
「…きっしょお前、涼ちゃんが可哀想だわ。」
若井に相談した後、ちょっくら涼ちゃんの惚気話を聞かされてから家に帰った。
若井と涼ちゃんとの生活の一部を聞いていると、やっぱり羨ましいと思ってしまう。
僕は一人暮らし。寝る時に隣が寂しいと思ったことは数えられないぐらい何度もある。
「…はぁ……」
僕はため息を一つし、気持ちを切り替えることにした。
荷物を一旦玄関に置き、テレビを付けた。
テレビを付けると、丁度音楽番組がやっていた。
それを暫く見ていると、菊池風磨が出てきた。
嬉しいのか最悪なのかよく分からないが、取り敢えず、一分だけ、見ることにした。
よりによって色気が爆発しており、もう既に奥が疼く。
「…奥……っ、//」
僕は無意識に下半身の方に手を寄せていた。
そこからの記憶は曖昧だ。
恐らく、菊池風磨の顔を見て何度も何度もシただろう。
カーテンから光が差す。僕に起きろと言っているように。
急いでそばに置いてあった携帯で時間を見ると、出勤の時間を過ぎていた。
コメント
17件
あんなに私のために、金曜日に出してくれるって言ってたのに、 早く見なかったのごめんなさい、、 勉強とやらで忙しいんです、 でも、欲視線、今まで見た物語で1番面白そうかも、、 ふうもとがすげぇ好きなのもそうだけど、 りょつぱなのも嬉しい、、! 頑張れぇ~!
腰の痛み引いたわ… めっっっちゃ、最高 …~ 笑 若は、涼で発散出来るけど、大は一人で…なんか ぅん… (?) 可哀想だなって一瞬思った 出勤時間過ぎるって…どんだけシ て、体力消耗してたんだよ… 笑 ぇ、でもこれめっちゃ好き、もっかい1から見てきますぅ、、。 藤は、、もぅ ぅん… お疲れ様 大の家の壁になりたいと思いましたね、はぃ 。(?
いーーーや最高。 菊池さんのこと考えながらやって出勤時間すぎちゃう大森さんとか最高でしかないでしょ!!!! 藤澤さんお疲れ様としか言えないなぁ…もっとって言ってくるとかえっっっすぎるけど!!!