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パチッ
貴「…ここは…」
なんで私は生きているの?
記憶を持った転生かしら?
いや違うわ。
転生だったら、赤子なはずよ?
なぜ?
貴「ウッ」
記憶が流れ込んできた。
貴「嘘……」
私は、直ぐに近くの鏡で自分の姿を見た。
貴「出雲…風子…」
でも何故?
この記憶では、出雲風子ではなく、
出雲ひなになっている。
私という、イレギュラーが入ったからか、
名前が変わっているわ。
まぁ、いいでしょう。
私がこの体に入ったのも何かの縁だし
好きにさせてもらうわ。ニヤァ
記憶通りでは、明日から原作突入。
原作通り、明日死にに行きましょ♡
まぁ、今日は、筋トレでもしようかしら。
貴「きつい…」
引きこもりだったからかしら。
だったら、筋トレしまくるまでよ。
数時間後…
ふぅ、つかれた。
もう、夜ね。
明日に備えて、もう寝ましょう。
【朝】
貴「ん…」
もう朝ね。
今の時刻は…
8:12
10時に出ましょ…
10:01
包丁…よし、君伝…よし
もう時間ね
貴「行ってきます…」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
【橋】
モブ1「お嬢さん!辞めなさい!
まだ若いんだからこれからいいこと沢山…」
貴「私だって…この本みたいなドキドキの恋したかったのよ… 」
貴「でもね…むりだったのよ…
私の体じゃ…だから死ぬの…」
包丁を突き出した。
モブ2「おいみんな下がれ!!」
貴「おじさん達よく聞いて、
私の体に触るとね…」
貴「不治の病気に感染して…
死んじゃうよ?」
貴「分かったら下がって…」
貴「ふぅ…」
ブスッ
貴「わお」
アンディ登場ね。
ア「ゴホッ」
貴「大丈夫?」
モブ1「うわぁ!!男の腹に刺さってる!!!」
モブ2「いや…刺さりに行ったように
見えたが」
ア「ククッ」
貴「うおっ」
ア「皮膚感染で死に至る病気?
聞いたことがねぇな?」
ア「いいねぇ!!最近自殺もマンネリ気味
だったからよぉ」
ア「どーた?結構触ったぜ?」
ア「何が起きる?どこから痛む?
外か?内か?」
貴「来るよ…」
ア「あ?」
貴「不運が来るよ。」
バキッゴォッビシャッ
数分後..
貴「わぁお、跡形もない…」
ア「お、いたいた」
貴「?」
ア「成程なぁ!!病気ってのは危険を伝える
建前か!!」
演じた方が良さそうね…私らしくね?♡
貴「生きてる…」
ア「いいね!!」
ア「お前もこっち側だな」
ア「今日の俺はツイてるぜ」
貴「服着ないの?」
ア「あ?ねぇんだよ」
貴「ふぅん」
貴「あんた何者?」
ア「俺は…不死だ」
貴「そう。」
貴「で?なんで私を探していたの?」
ア「お前に聞きたいことがある
あの時不運が来るとか言ったよなぁお前」
モブ「キャァァァ!!」
モブ「全裸の男が女の子を襲ってるわ!!」
貴「…場所を移しましょ」
ア「そぉだな」
ヒョイ
ア「捕まってろよ」
貴「えぇ。 」
数分後…
ア「ここでいいか」
貴「で?聞きたいことって?」
ア「不運について聞きたい。」
貴「そんな事ね。分かったわ。」