話し終わった。
貴「それから肌を隠し…」
ガバッ
ア「今のとこ1番でけぇ不運は、抱きしめるで起きる…か」
貴「…離して」
ア「直接…触れなきゃなんだろ?」
貴「…馬鹿ね」
ヒュウゥゴシャ
逃げよ。
タッタッタッズルッ
貴「わお」
ベキッ
ア「こんのクソガキ!!嘘つきやがって!!」
ア「何が飛行機事故だ!!
全っ然ダメじゃねぇか!!」
貴「わぁぁぁ」
ア「ん?」
死ぬのって案外怖くないのね。
1回死んでいるからかしら。
まぁ、いいわ。
べつに…バサッ
あ、漫画…なんか自分が
怖くなってきちゃった。
私って、いらない存在なんじゃ…
ア「馬鹿が…」
ア「死なせるかよ…」
貴「!」
ア「やっと見つけたんだ」
ア「俺に本物の死を与える力!!」
ア「お前がさっき隠した条件
それが解けりゃもっとすげぇ不運が起こせるよなぁ!!」
ア「面白くなってきた!!早速調査だ!!
不運能力の基本ルール!!お前が隠した
特大不運の発動条件!!
調べることは山ほどある!!
俺のアジトで調べるとしよう!!」
貴「アジト?」
ア「嗚呼、あそこなら邪魔は入らねぇ!!」
貴「いや、離して、絶対えっちなことする。」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
【アジト内】
バキンゴンッ
ア「5秒50cm」
ア「7、8、9、10」
ゴシャ
ア「よっしゃ!!10秒は1m突破だ!!」
貴「…楽しそうね。」
ア「接触時間の長さと不運の規模は
比例する!!」
ア「次は、面積だ服脱げ!なるべく広く体をくっつけて…」
ダッ
ア「テメェ!どこ行く気だ!!」
貴「服はいや。諦めて」
ア「元はと言えばおまえが嘘つく
からだろうが 」
貴「言いたくないのよ」
ア「いいだろ減るもんじゃねーだろ!!」
貴「うるさい」
グイッ
貴「あ、」
貴「… 」
ア「長ぇな」
貴「うるさい…切ってくれる人が
いなかったのよ。」
貴「みんなあんたみたいに
不死じゃないんだから。」
グイッチョキッ
貴「何してんのよ。」
ア「動くな、俺が触っている間は、
不運が来ねぇ、その間にやるぞ。」
貴「…あんた美容師やってたの?」
ア「大昔な」
チョキチョキ
ア「出来たぜ」
貴「…本当に大丈夫?」
ア「久々な割には上出来だろ。
鏡みてみろ。」
貴「!」
貴「…ありがとう」
ア「嗚呼」
ア「よっしゃ!15分は密着したぜ!
貴「(成り代わってみると風子ちゃんも
大変だったのね…
アンディがウザく見えるわ…)知らない…」
ア「んだよ、じゃあ何が起きるか
当ててみようぜ!!」
貴「…はぁ」
ア「俺はよぉこの建物がぶっ飛ぶくれーの
でけぇ…」
ザシュッゴトッ
貴「…」
?「助かりましたよ。不運
出雲ひなさん」
?「あなたのおかげで、彼に隙ができました」
貴「…」
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