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ども
甘々がかきたかっただけです。
ちょっと口調迷子カモ…🫠🫠🫠ゴメンネ!
🥷✖️🐱
⚠︎口移し、キスあり
「がっちさーん」
もうすっかり日も落ちて真っ暗は夜が広がっている。そんな中にうちのリビングを大きく陣取ってだらだらしている彼はのんびりと俺の名前を呼んだ。
「はーい、どしたー?」
編集を進めていた手を止めて彼の方を見る。するとバッチリと目が合った。
「んーん、やっぱなんでもない」
へにゃへにゃとした笑みを浮かべるとまたソファに大きく寝そべり、手遊びを始める。
狐にオオカミ、カエルにワニ。
どれも子供の頃にしたことのあるものばかりで見ていると懐かしい気持ちが溢れてくる。昔はよくそうやって友達と遊んでたなぁ。
まあまあ、それよりも早く作業を終わらそう。目の前の子に構ってあげなくっちゃね。
いつも一度俺の名前を呼んで、返事を聞いてなんでもないと言うのは構ってくれって言う合図、だと勝手に思ってる。
自分の声がイヤホンから聞こえてくる。なにも聞こえなくなったところをカット。
ある程度の作業を終わらして、告知をするとすぐに通知が鳴って、止まなくなる。
しばらくするとその通知も止まった。というか止めた。
ふー、と息をつくと大きな猫が顔を向けてきた。
「、おわった?」
甘えた口調に和んだ表情からして相当待っていたのだろう。
「ごめんねぇ、待たせちゃって」
「ぜんぜん?お疲れ様!」
にこり、ひとつ微笑むとこちらにちょこちょこと寄ってくる。その手にはチョコレート。
包み紙を剥がすと端っこをぱくりと咥えるとん!と目で指示をしてきた。
「お、くれるの?ありがとね」
では、と呟くと自分も端っこを口に含み、そのまま食べ進めていく。
ミルクチョコレート、優しい甘さが丁度いい。
全て食べ終わると、勝手にキヨが離れて行こうとする。そんなことはさせない、と言うように腰を引き寄せて、もう一度キスをした。
味を共有するように、深く深く、舌を絡めていく。
「ん、んぐぅ、ちょ、ぅん、」
と、肩を弱い力で押された。
惜しむようにゆっくりと唇を離すとぷは、と息を吸い込む音が聞こえてくる。
「…ながい、」
あはは、もうギブかぁ、残念。
少し荒れた息を整えるようにゆっくりと息を吐いて、吸って。
しばらく待っていると恥ずかしそうにちらりとこちらを見ると、また目を伏せた。
そして、くい、と俺の服の袖を掴んできた。
「ね、このあと、どう?」
いつも聞いてる声よりももっと柔らかくって優しい声色。
「…かわいいこと言うじゃん。もちろん。」
「その気にさせたのはガッチさんでしょ、」
そんなことを言っていてもふにゃ、と幸せそうに笑みをつくる。自然と自分の顔もゆるむ。
「待たせたぶんいーっぱい甘やかしてあげるからね。」
「っ、」
耳元で囁くと優しくキスも添えてやる。
かぁぁぁぁぁっ、
今まで以上に真っ赤に染まっていく頬に耳。
本当にかわいいやつ。
「…俺も、ガッチさんのこと甘やかしてあげるから、」
「へぇ、」
遠くの机にはたくさんのチョコが並べてある。
その数ぶん彼を甘やかしてやろう。
今夜は眠れないかなぁ
最近だらだらかくから長いやつばっかり!ごめんね!!!