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俺が夢で見ためっちゃ怖い話)
ひとつめ【右の扉】
私は雪(仮)、17歳(仮)で長髪黒髪身長高めの女子高生、今日は彼氏とデート、のはずだったんだけど…、彼氏は絶賛浮気中だった。
いや、これくらい良くあることだ。私と付き合った人は大概浮気する。
私が殴りたい拳を抑えていると、
?「ゆ、雪ちゃん、大丈夫……!?」
私の友人、あずさ(仮)が、チャリで迎えに来てくれた。
あずさは身長が私と余り変わらない茶髪ショートヘアの頭ボサボサ男だ。
私「ええ、これくらい大丈夫よ」
あず「雪ちゃん本当に男運ないよね…」
私「そう?あずさがいるじゃない」
あず「ぼ、僕は例外だよ!」
あずさが慌てている、何故だろう。
と思っていると、もう自分のアパートに着いていた。
私「ありがとうあずさ、降ろして頂戴」
あず「うん……って、雪ちゃんの家… 」
あず「また不法侵入されてるよ!」
私「あら……」
自分のアパートを見てみると、あら不思議、大量の不法侵入者!
あず「…雪ちゃんは」
あず「宝石身って自覚はあるの!? 」
そう、私は稀に産まれて来る、宝石を出す能力を持った宝石身だ。
といっても、私は普通の暮らしがしたいので学校に近いアパートに入っている。
あず「…そういえばさ」
私「どうしたの?」
あず「なんでこのアパート」
あず「扉片方ずつ色が違うの?」
言われてみれば、左はアパートっぽいシンプルな扉なのに右は豪華な扉だ。
あず「右から入る?」
私「勇気は無いかな……」
あず「そっか、あ、不法侵入者、」
あず「帰って行く人が増えてるね」
私「まあうち何も無いから…」
あず「だね……じゃあ僕は帰るね」
あずさがチャリを漕いで帰って行く。
私「さて、どうしようかしら…」
と頭を抱えていると、同じアパートに住んでる彼氏の浮気相手が来た。
私「……うわぁ」
浮気「何よ」
私「いえ、なんでも…」
浮気「そ?じゃ」
と、言うと彼女は右の扉を開けた。
私が余所見をしていたら、彼女の声が聞こえなくなったことに気付いた。
私「……?」
私が不思議に思っていると、あずさがまたチャリでこっちに来た。
あず「雪ちゃーん!」
あず「やっぱり一緒にアパート入ろ…」
私「、いいけど」
あ ずさは私の心配をしてくれたのか、私の部屋まで一緒着に行くことになった。
彼は私と共に扉の前に行くと、
あず「あ、間違えた、」
あずさが間違えて、右の扉を開けてしまった。
私「ちょっと〜、何して…」
突然のことで言葉を失った。それは…あずさが扉に食われていたから。
私「……カヒュッ」
私はすぐさまアパートから離れた。そして警察を呼ぶ、多分あの彼女もあの扉に食われたのだろう。扉に怯えていると、やっと警察が駆けつけて来た。
警察1「大丈夫ですかっ!?」
私「あっあの!あの右の扉」
私はついさっき起きたことを全て話した。
警察2「ふ〜ん?」
警察2「どうせごっこ遊びっしょ?」
警察2「私付き合ってられね〜わぁ」
納得していない警察の女性が、右の扉に手をかける。
私「待って!右の扉は……!」
警察2「待ちませ〜ん」
ガチャッ、すると扉が開く。
警察2「…普通の渡り廊_」
警察の1人の声が聞こえなくなった。というより消えた。
私「…え…、」
警察1「おい!誰か彼奴に連絡しろ!」
私は、携帯を握り締めた。
警察3「はっ!私が連絡してみます!」
警察の1人の男性が、電話をかけた。
ここで夢が覚めました〜。いやはや、めちゃくちゃ怖かったね、はい。
ちなみに俺お誕生日近いっす…。