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12月24日。
街はクリスマス前夜でカップルや夫婦で賑わっている。
そんな僕、一蔵悠は中学からの友達で親友の狭川凛と宅飲みをしていた。
僕もそろそろ27を迎える。もちろん彼女が欲しく無いわけじゃない。だがそう簡単に女性ってよってこないじゃないか。
窓越しを見て静かにつぶやく。
凛との久々の会話で盛り上がりながら家の近くにある コンビニで買ってきた缶ビールを開けては一気に飲む。また開けては飲む。この繰り返しをしていた。
僕は酒に強くも弱くもない。だがこの日は現実を忘れたいがために一気にガバガバ飲んでいたから酔いがすぐ回った。
僕は酔うと本音が出るタイプでこの日はずっと「彼女が欲しい」と言っていた。
だが僕のある一言で僕らの関係は変わってしまった。
「もうこの際、男でもいいから付き合ってくれる人いないかな」と。
すると凛は、
「ほんとにいいんだね。もう親友には戻れないよ。」
といい僕を押し倒し、キスをしてきた。
結構長かった。でも、、、良かった。
時間は0時。クリスマスだ。
プレゼントは狭川凛。僕の恋人。